とはいえ、毎日、忙しい業務の中で、上司や会社を非難してしまうような愚痴がでるのもわかります。でも、現実は変わらない。であれば、思わず愚痴を溢してしまったときには、
「とはいえ、なんだかんだいっても、毎月ちゃんと給料もらえてるしな」
「とはいえ、なんだかんだいっても、あの人に仕事を教わったしな」
と、「とはいえ、なんだかんだいっても」を接続するようにしてみてはどうでしょう。そうすることで、感謝の気持ちを自家発電させることができるはずです。そうやってネガティブ発言をポジティブに変換し、活力を生み出し、行動力につなげていくのです。
ここで重要なのは、決してポジティブに変換したからといって言葉で感謝を表すだけでは意味がないということ。仕事上、周りに感謝するということは、それを行動で示し結果を出すということです。給料を貰うというのはそういうことです。
それが出来ていない状態で愚痴を溢したり、会社への不平不満をいうのは、おもちゃを買ってもらえずダダをこねる子供と同じです。感謝を言葉で表すだけというのは、おもちゃを買ってもらった子供が「ありがとう」というのと同じです。
ということで、会社や上司への不平不満、愚痴ってしまったときは、今の自分があり今の生活があることへの感謝を結果で示すために何が足らないか? を考えるようにしましょう。
また、給料日に「この給料を貰えるほどの仕事ができたのか?」と自分に問いかけてみましょう。愚痴って終わり、ということがなくなるはずです。
■今日のまとめ
『愚痴を愚痴のままで終わらせない。』
- 愚痴や不平不満を言いたいときに「とはいえ、なんだかんだいっても」を必ず付け加えるようにする。
- 同僚や友人が愚痴や不平不満を言ったときに、そのことを教えてあげる。
- 会社や上司に対して感謝を行動と結果で示すにはどのような取り組み、工夫が必要か? 考えまとめる。
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