鼻が伸びてもドラえもん?自由なインドはツッコミどころが満載だ

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少数民族問題から日常生活まで、さまざまなジャンルのフォトレポートが人気のナショナルジオグラフィック写真賞作家・三井昌志さん。今回も自身の無料メルマガ『素顔のアジア(たびそら・写真編)』で、「インドのツッコミ満載の風景」を届けてくれました。

インドにツッコミを入れる

インドの街を歩いていると、「おいおい!」とツッコミを入れたくなるような摩訶不思議なものに出会います。独特のセンスや、チープなノリが日本人の感覚とは大きくズレていて、そこがまたインド旅の楽しみのひとつでもあるのです。

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みなさんお久しぶりです。「チキンを食べてマッチョになろう!」でおなじみのチキンマンです。覚えていらっしゃいますか? 今回は家族3羽を連れてきました。妻と娘二人です。どうぞよろしく。

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憧れのタージ・マハルに行った。そのあとピサの斜塔を見て、エッフェル塔を訪れ、ピラミッドにも行った。実はこれ、インドの田舎町に出現した移動遊園地のアトラクション。すべて段ボール(!)でできた世界遺産です。近寄るとチープなハリボテ感満載だけど、遠目からだと本物っぽい。ちなみに僕はインドを6周もしておいて、いまだにタージ・マハルを見たことがないという奇特な人間です。

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マハラシュトラ州で出会ったイスマイール君は「バンブーマン」という愛称で呼ばれる地元の有名人だ。なるほど竹のように手足が細長く、身長は2mをはるかに超えている。身長182cmの僕がまるで子供のように見えるのは、縮尺感覚を狂わせるバンブーマン・マジックだ。

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ちなみにバンブーマンと普通のインド人のおじさんたちが並ぶとこんな感じ。頭二つ飛び抜けています。NBA選手みたいだ。

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インドのお祭り会場で営業する入れ墨屋。インドでは、老若男女問わず入れ墨はポピュラーなファッションだ。電動式の機械を使って、腕に星のマークを入れている。何でもないような顔をしていたが「注射ぐらいは痛い」んだそうだ。しかし衛生面は大丈夫なのだろうか?

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