デジタル化に尽きる成長戦略と構造改革
日本のGDPは、米国、中国に次ぐ3位。しかし、米国・タフツ大学のバスカー・チャクラボルティ教授らが提唱するデジタルGDP(データ生産量、インターネット利用者数、1人当たりデータ消費量、データへの接し易さから算出)では11位という残念なデータもある。

日本のデジタル化の現状
デジタルGDPのトップ10の国は、米国、英国、中国、スイス、韓国、フランス、カナダ、スウェーデン、オーストラリア、チェコの順となっている。
ソフトバンクグループでは、デジタル化に後れを取った日本を覚醒させるエンジンとして、各産業界や政府・地方自治体と連携しながら、5G、IoT、AIを三位一体化させたインフラ整備を、スピード感を持って進めていく方針。
宮内氏は「成長戦略も構造改革もデジタル化に尽きる」と言い切る。既存の産業にデジタルデータをくっ付けるだけで飛躍的な成長ができると、全産業のデジタル革命を目指す。
Photo by: Ned Snowman / Shutterstock.com