期待するからこそ、厳しい接し方になる。
これはこれでいいのですが、相手の能力、容量を考えて仕事を与えることを意識した方がいいでしょう。経営者さんの多くは、皆さん謙虚なので、「自分はそんなに能力はない。みんなと同じぐらい」とおっしゃる方が多く、「みんな自分と同じぐらいできる!」と判断される社長さんが多いようです。
でも、「できる人」だから、社長がやれているわけですから、スタッフに対して、みんな「同じようにできる」というように思わない方がいいと思います。もちろん、期待をすることは大切ですし、あきらめずに努力することの大切さを伝えることも大切でしょう。
しかし、相手の能力、容量を考えないで仕事を与えすぎると、どこかでパンクすることがあります。僕も、うまく社長さんにアドバイスできず、数名、パンクしてしまった、しそうになったスタッフがいます。スタッフは、明らかに、容量オーバーの状態でした。
これは、決して、「仕事ができないならポジションをはずせ(辞めさせろ)!」ということではありません。相手の能力に応じて、適材適所で役割を果たせるようにしてあげることが、経営者(社長)さんには、求められているのではないかということです。
皆さんは、相手の能力、容量に合わせて仕事を与えていますか?
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