「母親の私がスマホ依存…子供まで不幸に?」もっと楽に考えていいよ

 

なので私はこんな風にお返事しました。

HOSHIさん、こんにちは。パピーいしがみです。お返事、読ませて頂きました。

 

どうやら仕事中・運転中にはスマホを触らないことができるみたいですね。だとしたら心配するほど深刻なスマホ依存ではないと思いますよ(^^)HOSHIさんはスマホを使ってはいけない時には、ちゃんと自制ができている状態にあります。

 

ただどうでしょう?「スマホを使ってもいい時間」と「使ってはいけない時間」が曖昧になってはいないでしょうか?仕事をしている時、運転している時ってご自分の中でも「スマホを使ってはいけない時間」だとしっかりご認識なさっていますよね。

 

でも子供と一緒にいる時間はどちらでしょうね?子供と一緒にいる時間は「スマホを使ってもいい時間」でしょうか「使ってはいけない時間」でしょうか?そう聞かれると判断に迷いますよね(^^)

 

私がスマホって怖いな、って思うのは、スマホで動画を見ている時や、楽しい情報を探している時って「あっという間に時間が過ぎてしまう」事だと思うのですね。「ちょっと見るだけ」と思っても、気が付いたら10分、20分と過ぎていた…なんてことはざらにあります。このようにあっという間に時間が過ぎてしまう事で、子供からの要求や、子供の重大な変化も「そこに気づけない」という事になってしまいます。

 

HOSHIさんから頂いたメールにこうありましたね。

 

“子供が他の子とコミュニケーションが取れない子になっている事が分かりました”

 

“それも私が気づいたのではなく、園の先生に「〇ちゃんはあまり自分から話をしたりしないのですが、ご家庭でもそうですか?」と聞かれたことからでした”

 

そう。問題はスマホ云々よりも「娘さんの変化に気づけなかった」という事だと思うのです。でも、今、それに気づかれたのですから、何より「娘さんとの関りを増やす」ことを始めてほしいと思うのですね。娘さんもまだ4歳ですから、親の関り方で大きく変わると思います。「今さら遅い」のではなく「今、気づけて良かった♪」のです。ですから、まずはできることから始めてみてほしいです。

 

例えば食事。今、食事は子供はテレビを見ながら。親はスマホを見ながら…と書かれていました。食事の時間は、落ち着いて会話をするには絶好の時間です。ですからまずは食事の時間だけ。テレビも切って、スマホも置いて、お話をしながら食べるようにしてみたらどうでしょう?

 

それができたら夕食後など10分~15分程度で結構ですから子供と一緒に遊ぶ時間を作ってみるようにしてみたり、寝る前に絵本の時間を作ってみたり…少しずつ関わる時間を増やしてほしいのですね。

 

HOSHIさんも、又、ご主人も、あまりおしゃべりな方ではなかったと書かれていましたね。とするときっと娘さんも、あまり自分から話をする子ではないと思うのです。もともとお話が得意ではない子が、話をする機会を失えば、よけいに話をしなくなるのは予想できます。なので是非、関り(特に会話)を増やすことから始めてほしいのです。

 

もちろん子供と関わる時間は、とても大切で「スマホを触ってはいけない時間」です。でも最初から完璧を目指すと挫折してしまいますから、最初は「この時だけ」と時間を区切って、スマホに邪魔させない子供との時間を作ることをなさってください。まずは食事時だけ、とすれば15分~30分を1日2回(幼稚園に行っている時)だけでいいのです。

 

スマホを止める、決別する、と考えるととても難しいと思いますが、今、「決別する」のではなく「上手に付き合う」ように考えを変えたらどうかな?と思いますがいかがでしょうか?

このお返事をした1週間後ぐらいに、HOSHIさんからお返事を頂きました。

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