「母親の私がスマホ依存…子供まで不幸に?」もっと楽に考えていいよ

 

そこにはこう書かれていました。

パピーさん、先日はスマホ依存の事で悩みを聞いて下さり、ありがとうございました。厳しく叱られるかも?と考えていたので、お返事を見てほっとしました。又、「スマホ依存ではないですよ」「4歳ならまだ大丈夫」と言われて心からホッとしました。そして食事の時間だけ。1日2回と教えていただいて、それならできそうに思えました。すぐに試してみました。

 

食事中はテレビもスマホを置いて会話をするように心がけたのですが…(恥ずかしいのですが)何を話していいのかわからないのです。娘もしゃべらないし、私もしゃべらない。食事の時間が苦痛にさえ感じました。その時、スマホがあれば気がまぎれるのに…と思っている自分がいました。私はこうやっていつも逃げてきたんですね。ちゃんと子供に向き合っていない事に気づかされた思いでした。

 

どうしたらいいのかな?と何日か考えていたのですが「お手伝いをしてもらったらどうだろう?」と思い、食事の後に「お皿洗うの手伝ってくれる?」と言ってみました。娘は「いいよ」と言って手伝ってくれましたが、これが意外に楽しかったようで食事のたびに「お手伝いする」と言ってくれます。

 

私も「ありがとう。助かるな~」と言えて、少しだけ会話が増えてきたと思います。

 

食事の時にテレビとスマホを止めることができたので、今、お風呂に入る前にちょっと遊びで関わることをしています。娘は1人でシルバニアファミリーで遊ぶことが好きなのですが、これですと延々と一人で遊べてしまうので、親の出番が必要な「アイロンビーズ」を始めました。ビーズで好きな形に作ってそれをアイロンの熱で接着させるのですが「ママ、アイロンでギュってやって!」と頼まれると私も嬉しくなります。

 

こうやって「〇〇して」という言葉も、だんだん言わなくなったのは私がスマホばっかり見て、子供の相手もしなくなったからだろうと思います。「今、気づけて良かった」その気持ちをもって、これから関りを増やしていきます!

以上はコロナ前の事でしたが、このコロナで子供園も休園。HOSHIさんも自宅待機になって、子供と一緒にいる時間が増えました。自粛期間は一緒に洗濯物を畳んだり、一緒にお菓子作りをしたり、一緒にサンドイッチを作ったり…と、「一緒に何かをする」ことを増やされて、娘さんの表情がとても豊かになってきた、とご報告を頂きました。それと同時に、HOSHIさんのスマホ使用頻度もかなり減っているみたいです。

以前、このメルマガでも『ママのスマホになりたい』という絵本があることをお話したかと思います。その絵本の内容は、幼稚園の男の子が幼稚園で「大きくなったら何になりたいですか?」と聞かれて答えた言葉で、なかなか自分を見てくれないお母さんに対して「僕を見て!僕に関心を持ってほしい!」との思いを物語にしたものでしたが、それが多くのお母さんに刺さり、口コミで広がったものでした。

子供たちは、お母さんの事をとてもよく見ています。そしてお母さんの様子を見ながら、不安になってしまうことは珍しくありません。ちょっとドキッとされた方は、是非、振り返ってみてくださいね(^^)

image by: Shutterstock.com

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【著者】 石神明生 【発行周期】 毎週日曜

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