今ここに生き、心と身体を一致させる
強迫神経症の人達には“今ここに生きる”がありません。
いつも切迫感で追い立てられているために、“今”がなく、“今を味わう”ことができません。
現実感覚がありません。
“今ここに”を味わうことができるようになることです。
そのために、「ねばならぬ」を捨て、現実を認識できるように、自分が今していることを言葉にして言いながら行動します。
味わうことの訓練として、舌でよく食物を味わうのもいいでしょう。

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今、美味しいものを食べて、またはリラックスして、好きなことに興じて、体が喜んでいると感じられる。
この体の喜びは心の喜びになります。
(大澤秀行氏の著書『交通事故と無意識』より一部引用)
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