編集後記
先日、いじめ法の立法者側と話す機会があり、現状の問題についてお話ししました。
やはり問題は、いじめ法の運用が正確に立法側の意図を踏まえていないことで、問題となってしまう事案があまりに多いことです。
また、いじめ法と文科省の足りないガイドラインのみを読み込んでその資格や立場のみで実地経験もなく専門家だと言ってしまう人や埼玉県川口市のいじめ問題関連訴訟で出るような、教育委員会の無法な暴走によって問題を歪める組織対応が事例として出てしまうなど、関係する本来であれば、いじめ法の立法の経緯や趣旨を理解して法を運用しなければならない側の勉強不足が根本的な問題になっていることがわかりました。
今後は実績のある活動団体や研究者と共に立法側を含め、教育行政を策定する側に提案していくことになりました。
そうしたことを踏まえ、高知小学生水難事故に関係する諸問題は、いじめ問題や児童生徒の安全に関する問題の悪しき部分が顕著に出ている問題であると捉えています。
この事案が一歩でも進むよう見えない形でもサポートは続けていきます。
もしも、今日はじめて知ったという方は、本件に関する記事をぜひとも読んで頂き、ご遺族の署名活動にご協力頂ければと思います。下記はご遺族の公式サイトです。こちらから署名ができます。
image by: 伝説の探偵