今日は上げることはないと予測していましたが、まさかの急落。正直に言って、今日の大引けは注意信号です。今日のように日経平均が下がると、上がるものも上がりません。(『相場コラム『わしの罫線』』橋本明男)
日経平均株価が急落、終値は414円安の19041円
18650円を割ったらアウト
今日は上げることはないであろうことは予測済みでしたが、まさかという急落をしてしまいました。
日経平均は414円安の19041円、TOPIXは33.22ポイント安の1530.20ポイント、出来高は概算20億6千万株で終わっております。
日経平均株価 日足(SBI証券提供)
正直に申しますと、今日の大引けは注意信号です。今日のように日経平均が下げてしまいますと、上がるものも上がりません。明日以降、全てはこの日経平均の動きにかかって来ました。ここで急落する場合、日経平均は18540円~18470円は当たり前となります。18000円割れもあり得る相場となってしまいます。
では、そういう急落はどうなったら起こるか?その見分け方は簡単です。1月18日の安値、18650円。これを切れたらアウトです。
もう一つ、TOPIXです。本日の大引けでは波動は何も問題ありませんが、明日以降、1500の大台を大引けで切ってくるようならアウトです。
個別の銘柄は全て指数に右へならえとなりますので、まずは明日のTOPIX、日経平均の動きを注視。では御健闘を祈ります。
『相場コラム『わしの罫線』』(2017年3月22日号)より一部抜粋、再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による
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チャーチスト歴35年!【橋本罫線考案者】テクニカルのプロである橋本明男が毎日綴る相場コラム。日々の株式市場の動向から、短期的・中期的な相場の行方を予測。また、東証1部の銘柄を中心に、今が狙い目の個別銘柄の情報も掲載しています。