米国の長期金利が2.7%台に乗ってきており、金利上昇による高値波乱の可能性もある。「株高の宴」は一端終了し、今週は下値を試す展開となりそうだ。(『証券市場新聞 公式有料メールマガジン』)
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荒れる2月相場。今週のSQ週は要注意
大幅上昇で始まった1月相場であったが、結局は月足陰線となり2カ月連続月足陰線となった。
12月、1月と連続陰線となるのは過去に6回あった。そのうち4回は年足も陰線となっている。ただ、2013年以降のアベノミクス相場以降は、1月が陰線であったとしても年足はすべて陽線となっており、最近では過去のアノマリーはあてにならない。
しかし、ディーラーとしての経験則からいうと「2月相場は荒れる」というイメージが強い。特に今週のSQ週は注意したい。
下値を見極める週となりそう
相場は先週6日連続で下落し、下落幅は1025円となった。その後木曜日には387円高となり下げの0.382%戻しとなったが、週末には再び下落。戻りを帳消しにする形となった。
大幅高した翌日に大幅下落するということは、やはり売り需要が多いということだろう。米国の長期金利が2.7%台に乗ってきており、金利上昇による高値波乱の可能性もある。
「株高の宴」は一端終了し、下値を見極める週となりそうである。
日経平均株価 日足(SBI証券提供)
目先は2万3,000円ラインの攻防となりそうであるが、そのラインを割れてくると下値メドとしては大発会のときに作った窓(2万2,881円から2万3,065円)を埋めにいく可能性も高い。
為替が再び108円台に入ってくると下値を試す展開となりそうである。
上値メドは25日移動平均線(2万3,500円処)と見る。SQに絡めて相場を動かすパターンが最近は多いので、今週の水曜日・木曜日にはボラティティが高くなりそうである。
今週は仕掛け的な売りに注意である。
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※太字はMONEY VOICE編集部による
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