多くの人は家計が危機的な状況にあっても、それに気づきません。今回は、私が相談を受けた破綻もありえる危険な事例を紹介しながら、マネープランの重要性・対策を解説します。(俣野成敏の『トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」』実践編)
プロフィール:俣野成敏(またのなるとし)
30歳の時に遭遇したリストラと同時に公募された社内ベンチャー制度で一念発起。年商14億円の企業に育てる。33歳で東証一部上場グループ約130社の現役最年少の役員に抜擢され、さらには40歳で本社召還、史上最年少の上級顧問に就任する。2012年の独立後は、フランチャイズ2業態6店舗のビジネスオーナーや投資活動の傍ら、マネープランの実現にコミットしたマネースクールを共催。自らの経験を書にした『プロフェッショナルサラリーマン』及び『一流の人はなぜそこまで、◯◯にこだわるのか?』のシリーズが、それぞれ12万部を超えるベストセラーとなる。近著では、『トップ1%の人だけが知っている』(日本経済新聞出版社)のシリーズが10万部超えに。著作累計は44万部。ビジネス誌の掲載実績多数。『MONEY VOICE』『リクナビNEXTジャーナル』等のオンラインメディアにも数多く寄稿。『まぐまぐ大賞(MONEY VOICE賞)』を3年連続で受賞している。
※本記事は有料メルマガ『俣野成敏の『トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」』実践編』2018年6月1日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月すべて無料のお試し購読をどうぞ。
なぜ自分の家計は大丈夫に見えるのか?事例で知る無計画のヤバさ
あなたの行動を左右する「4つの圧力」
まずは、お金の使い方にも当てはまる、人は意識して自分を変えないと、流されてしまうということについて説明しましょう。
世界的な経営学者のP・F・ドラッカー博士は、かつて著書の中でこのように述べています。
彼らは自分ではコントロールできない4つの大きな現実に囲まれている。
それらの現実は、いずれも組織に組み込まれ、日常の仕事に組み込まれている。彼らにとっては、それらのものと共生するしか選択の余地はない。
しかも4つの現実のいずれもが、仕事の成果をあげ業績をあげることを妨げようと圧力を加えてくる。
出典:『経営者の条件』P・F・ドラッカー
ここで言う「彼ら」とは、組織で働いている人のことです。しかしこのことは、何も会社に限った話ではないでしょう。
もともと、組織とは2人以上の人が集まってできた集合体のことを言います。当然ながら、組織は会社以外にも、家族、仲間、学校など、「人がいるところには必ず組織がある」、といっても過言ではありません。
つまり、人は必ず何かしらの組織に属しています。ということは、この言葉は「すべての人に当てはまる」とも言えるものです。
では、《組織に属している人が必ず直面する4つの現実》が何かと言うと、
- 自分の時間を他人に奪われている現実
- 日々の雑務に追われている現実
- 「成果とは本来、他人に依存している」という現実
- 自分が組織の内側にいるという現実
の4つです。
それでは、ドラッカー博士の主張について順に解説していきましょう。
<その1:時間が奪われる現実>
これは誰でも思い当たる節があるのではないでしょうか。会社には、無駄な会議や意味のない雑談、不必要な資料作成など、私たちの貴重な時間を容赦なく消費する要素であふれています。家でも学校でも、状況は似たり寄ったりでしょう。深刻なのは、時間を浪費している現実に、お互いが気づいていないことです。
<その2:日々の雑務に追われている現実>
これも、ほとんどの人が同感するところでしょう。いつになったら終わるのか?も知れない、果てしなく続く日常業務。家に帰れば帰ったで、やらなければならない家事が待っています。ドラッカー博士は、「断固たる行動をもって変えない限り、日常の流れが私たちの関心と行動を決定してしまう」と言います。
<その3:「成果とは本来、他人に依存している」という現実>
これには少々解説が必要でしょう。一般に、仕事とは組織の維持・発展に必要な「やるべきこと」のことを指し、自分のために行うことは仕事とは言いません。通常、仕事で成果を出すには「自分が仕事で生み出したものを、他人に何らかの形で使ってもらう」必要があります。他人に使ってもらい、「世の中が便利になった」とか「他人が喜んだ」といったような結果を伴って、初めて「成果があった」と言えるのです。これが「成果は他人に依存している」所以です。
<その4:自分が組織の内側にいるという現実>
ドラッカー博士は、「組織に属している人にとって、その組織の内側こそが現実なのであって、外の世界からは隔絶されている」のだと言います。もしかしたら、この言葉を読んで、「組織に属していようとも、私たちは自分の行きたいところへ自由に行けるし、いくらでも外に出られるではないか」と思った人もいたかもしれません。しかし、博士は「人は厚く歪んだレンズを通して外の世界を見ている」のだと言います。実のところ、私たちはありのままの現実を見ているわけではありません。「自分というフィルターを通して、自分の見たい現実を見ている」のだと言うのです。
お金の使い方も「習慣」に流されてしまう
ドラッカー博士の言う「日常の流れ」とは、私たちの習慣のことだと言ってもいいでしょう。習慣が、私たちの行動だけに止まらず、考え方までをも決めています。
もちろん「お金の使い方にしても」です。
そこで今回は、「マネープラン・人生アドバイス実践編」特集をお送りします。私が現在、金融の専門家とともに運営しているマネースクールには、毎日のようにお金の相談が持ち込まれています。その中で日々、感じているのは「多くの人は、自分の身に危険が迫っているにも関わらず、それに気づいていない」という現実です。
人は、自分のことは見えなくても、他人のことはよく見えます。ですから、本特集を組んだ目的とは、「他人の家計状況を見ていただくことによって、ご自身の現状に問題がないかどうかを振り返るきっかけにしてもらおう」というのが趣旨となります。
Next: 事例:独立したが、売上目標に届かない。家計は大丈夫か?
1. 個人事業を軌道に乗せるためのマネープランとは?
多くのサラリーマンが憧れる独立。しかし「独立することが目的」では、いずれ行き詰まってしまいます。
不安定な個人事業主が事業を軌道に乗せ、将来に安心感の持てるマネープランを作成するには、どうすればいいのでしょうか?
最近、独立したばかりのAさんの事例を見てみましょう。
【個人事業主・Aさんの前に立ちはだかる“時間”という壁】
それではまずは、Aさんの事例からです。Aさんは30代になったばかりの個人事業主です。英語が得意で、常々ビジネスマン向けの英語教室を開きたいと考えていました。サラリーマンの頃から数名の生徒を持ち、月に10万円ほどの副収入を得ています。
Aさんはパーソナル講師です。自前で教室は持たずに、コワーキングスペースやカフェなどでクライアントとマンツーマンで授業を行っています。これであれば、教室代(固定費)を節約でき、授業料も自分で自由に設定できます。仕入れなどもないため、始めやすいビジネスです。
この方のビジネスモデルは非常にシンプルで、「自分の時間単価×稼働時間=売上」となります。
ただし、この仕事は参入障壁が低いためにライバルが多く、差別化しにくい、というデメリットがあります。
また「自分の技術を売る」というビジネスになるため、自分の時間に限りがある以上、自ずと売上も決まってしまいます。時間が埋まってしまった後は、顧客単価を上げるしか売上を伸ばす方法がありません。
現状では、セッションが埋まるのは平日の夜か土日がメインになるでしょう。顧客対象となるビジネスマンの自由時間がその辺りだからです。
すんなり目標を達成できるほど甘くない
Aさんの当面の目標は、「月の売上を80万円にする」ことと、「20年後に2億円の資産を築く」ことです。
とはいえ、「副業で10万円稼ぐ」のと「本業で10万円稼ぐ」のでは、まったく意味が違います。なのに、Aさんの事業計画では、顧客が毎月3人ずつ増えて「1年後には売上が80万円に達する予定」なのだと言います。
顧客を増やす方法とは、主に口コミです。顧客を1人紹介するごとに、授業料を1ヶ月無料にする特典を付与することにしました。
Next: そもそも独立してよかったのか? 他人のことなら冷静に判断できる
目標達成には、いろいろな方法がある
この場合、まずはAさんの平日の夜と土日の枠がすべて埋まったとして、「今の顧客単価のままで、売上80万円に到達することは可能なのか?」と考える必要があります。
難しい場合は単価を上げる方法を考えたり、「他のビジネスとの組み合わせができるか?」といったことを検討していきます。
たとえば、新しい技を磨いて、その分だけ単価を引き上げたり、空いている平日の昼間などを利用して派遣講師などの仕事と兼業するといった方法があるでしょう。
【サラリーマンが独立するまでのステップは3つ】
理想を言うのであれば、サラリーマンの方が独立してもいいタイミングとは「サラリーマンで得ていた収入と同じくらいの収入が副業でも稼げるようになった時点」になるでしょう。
とはいえ、自分の時間のほとんどを昼間の勤務に費やしている中で、さらに副業でサラリーマン所得を超えるというのは、かなり難しいのではないかと思います。
ですから、まずは時間単価で超えることを意識していただきたいと思います。順番的にはこうなります。
第1ステップ:副業の時間単価でサラリーマン時給を上回る
第2ステップ:額面でも副業収入がサラリーマン給与を上回る
第3ステップ:サラリーマンを卒業する
通常、副業として取り組んでいる事業の時給がサラリーマンの時給を上回るようになれば、月間170~180時間ほどの労働時間も自らの事業に投入することによって、普通は収入が増えていきます。
第2ステップに上がる前に独立したAさんは…
ところがAさんは、まだ第2ステップに上がる前に会社を辞めてしまいました。こうなってしまっては、後は「自分の時間単価×稼働時間=売上」の式を、どれだけ埋められるかにかかっています。現状、Aさんのセールス能力がどれくらいなのかは未知数です。
実はこれまで、サラリーマン収入とほぼ同額の生活費を使ってきたAさん。サラリーマン給与が丸々なくなってしまったことにより、当然ながら現在は貯金を切り崩して生活しています。
しかし、ご本人は「これから顧客が増えれば収入も増えるから」と言って、生活費を切り詰めるつもりはない様子。しかも、まだないお金を当てにして「資産運用の話を聞かせて欲しい」と口にします。
他人のことは冷静に見れる
おそらく、ここまでお読みになった読者の方の多くが、「これで大丈夫なのかな?」と思われたことでしょう。実際、こういう方は意外に多いのが実情です。
他人のことであれば「おいおい、大丈夫か?」と言えるのに、自分のこととなると、「上手くいく」と思ってしまうのです。
もしかしたら、Aさんはすごいビジョンを語れる人で、いきなり事業が軌道に乗るかもしれませんし、これからセールスで大逆転をするのかもしれません。ですが、「もしそうならなかった場合はどうするのか?」ということも考えておかなければ、大ばくちを打っているのと同じことになります。
根拠のないマネープランは身を滅ぼす
マネープラン的な観点からお話しますと、「収入が上がったのであれば、上がった中での生活をしてもいい。けれど、上がっていないのであれば、今あるものの中で生活をする」という考え方が基本です。月10万円で生活するのは難しいにしても、まったく削ることなく収入に見合わない生活を続けるのは、後で自分を窮地に追い込む可能性があり、オススメできません。
一方、ご希望の「20年で2億円の資産をつくる」ことに関しては、仮にAさんの計画通り「月に80万円稼いで、そこから生活費を差し引いた残りを今から積み立て運用していく」のであれば、到達することはできます。とはいえ、今後生活費が増えていくことなども考慮しなければなりませんが。
たとえ今の計画がうまくいかなくても、これから軌道修正は可能です。ぜひ、Aさんが夢を実現できることを願っています。
Next: 事例:老後が近いのに、まだ準備ができていない場合は?
2. 老後が近いのに、まだ準備ができていない場合のマネープランとは?
次に、老後を目前に控えた方々のマネープランについて見ていきたいと思います。
これからお話しする2つの事例は、どちらの方々もまだ、「老後の準備が整った」と言える状態ではありません。ここから、どのように改善していくのか、プロの技をご覧ください。
「どうしたら赤字家計を修正できるのか?」Bさんの場合
次の事例は58歳男性のBさんです。
Bさんは独身の身軽さと、まもなく定年が見えてきたことから、「最後に一花咲かせよう」と1年前に会社を早期退職し、自分で事業を始めました。
しかし、あえなく失敗。退職金の大半をそれによって失いました。ところが、「もう60歳まで目前だから」ということもあり、ご本人は「今さらサラリーマンに戻るのも何だから、このままリタイア生活に入ろう」と思い立ちます。
Bさんは、退職金の残りと貯金を合わせて計3,600万円の貯蓄と、月々家賃6万円ほどのワンルームマンションを東京郊外に1部屋所有しています。ローンは完済していますが、ご自身は23区内に賃貸住まいです。今のところ、自分の所有しているマンションに自分で住む予定はありません。まったく何もしないのもヒマなので、現在は月に10日ほど駐車場の保安員のアルバイトをしており、それが5~6万円ほどの収入になっているそうです。
現在、Bさんの生活費は月々35万円ほどかかっています。これは独身の方にしては少々、かかり過ぎです。ヒアリングをしていくと、月10万円くらいの賃貸マンションに住んでおり、食事はほぼ自炊をせず、外食が多いために7~8万円かかっています。釣りが趣味のようで、毎月のように遠出をし、日本中に釣り仲間がいるそうです。
当然ながら現在、家計は毎月24~25万円くらい赤字が続いています。とはいえ、本人は「保険に入っているから大丈夫」「60歳から年金を受給し、後は貯金を切り崩せば足りる」と思っているようです。毎月、赤字が続いているにも関わらず、Bさんに危機意識がないのには理由があり――
(続きはご購読ください。初月無料です<残約6,400文字>)
※本記事は有料メルマガ『俣野成敏の『トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」』実践編』2018年6月1日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月すべて無料のお試し購読をどうぞ。
【Vol.98】『マネープラン・人生アドバイス実践編』(6/1)目次
〔1〕イントロ:
ドラッカーの言う「人が組織内で必ず直面する4つの現実」とは?
〔2〕本文:
「マネープラン・人生アドバイス実践編」
~密かに忍び寄る人生の危機に対処する方法~
1. 個人事業を軌道に乗せるためのマネープランとは?
◎個人事業主・Aさんの前に立ちはだかる“時間”という壁
◎サラリーマンが独立するまでのステップは3つ
2. 老後が近いのに、まだ準備ができていない場合のマネープランとは?
◎「どうしたら赤字家計を修正できるのか?」Bさんの場合
◎「役職定年で年収が半分以下に!」危機が迫るCさんご夫婦の場合
3. “違和感”とは危険を察知した心の声
〔3〕次回予告(予定):
「奨学金破産について考える」
~金融の専門家が社会問題にメスを入れる!~
〔4〕編集後記:
「人は何にからでも学ぶことができる」
〔5〕有料メルマガご購読ご愛顧キャンペーン:
マネースクール会員200名突破記念特別プレゼントのお知らせ
〔6〕今後の特集スケジュール:
2018年6~7月予定
次回予告
次回は「奨学金破産について考える」特集をお送りします!
今や、「大学生の約半分が奨学金を借りている」というデータがあります。もしかしたら、これをお読みの方の中にも、現在、奨学金を返済しながら生活している人がいらっしゃるかもしれません。
・そもそも、奨学金は借りたほうがいいのか?
・奨学金のために破産するのは本末転倒?!
・金融の専門家から見た奨学金の返済プランとは?
・今から私たちができることとは何か?
社会問題を通して、よりよく人生を生きるための方法を考えます。次回の特集も、どうぞお楽しみに!
今後の特集スケジュール
2018年6月予定
第2回:(Vol.99)奨学金破産について考える(6月11日配信)
第3回:(Vol.100) 100号記念「三田紀房先生対談を全公開!」(6月21日配信)
2018年7月予定
第1回:(Vol.101)我が家の家計簿管理法(7月1日配信)
第2回:(Vol.102)大人気!名言シリーズ(7月11日配信)
第3回:(Vol.103)仕事のやる気が出ない時はどうする?(7月21日配信)
<初月無料購読ですぐ読める! 5月配信済みバックナンバー>
【Vol.97】『お金の賢人から学ぶ(2)』(5/21)目次
イントロ:普段、見せないバフェット氏の素顔とは
「お金の賢人から学ぼう!」(下)~バフェット氏に学べば、我々でもお金持ちになれる!~
1. 「弱者の採るべき戦略」を知る
◎成功法則5:過去ではなく未来を見よう
◎成功法則6:値段が高ければサービスも良い、とは限らない
◎成功法則7:群集心理を避けよう
《投資における弱者の戦略 5つのポイント》
2. 望む自由を得るための最初の一歩とは
◎成功法則8:止め時を知ろう
◎成功法則9:お金ばかりに気を取られない
《尊敬している人のようになるための4ステップ》
編集後記:流行りの「稼げます」詐欺にご注意ください!
【Vol.96】『お金の賢人から学ぶ(1)』(5/11)目次
イントロ:天才・孫正義氏もバフェット氏をモデリング?
「お金の賢人から学ぼう!」(上)〜バフェット氏に学べば、我々でもお金持ちになれる!〜
1. 成功者が成功し続ける秘密とは
◎成功法則1:長期的な視野を持とう
◎成功法則2:常に新しいことを学び、謙虚であれ
2. “当たり前”の中に成功は潜んでいる
◎成功法則3:自分のお金を投資しよう
◎成功法則4:人間関係を築き、他者を丁寧に扱おう
《なりたい自分に近づくための人間関係構築の3ステップ》
今週のQ&Aコーナー:「新卒就職は正しい」に物申す!
編集後記:やっぱり、大切なのは人間関係
【Vol.95】『ジョブ・マトリクス』(5/1)目次
イントロ:「キャッシュフロー・クワドラント」の本質
「ジョブマトリクス徹底活用法!」〜仕事であなたが目指すべき道とは?〜
1. 「サラリーマンが面白くない」本当の理由
2. ジョブ・マトリクス活用法
◎「組織の総合得点を上げる」ことがゴール
◎無鉄砲でも、行動し続けたAさん
◎夢破れ、八方塞がりのBさん
3. ジョブ・マトリクスは、現実を改善するためにある
編集後記:マネースクールコミュニティでは、こんなことを話しています
<こちらも必読! 月単位で購入できるバックナンバー>
※5月分すべて無料の定期購読手続きを完了後、各月バックナンバーをお求めください。
【Vol.94】『マネースクール会員200名突破記念』(4/21)目次
イントロ:一発逆転発想は、事態をより一層悪化させる
マネースクール会員200名突破記念!〜お金から好かれる人になる方法〜
1. 「お金を守る」という考え方
◎投資をするのに「才能は必要ない」
◎投資を行う際に考慮すべき「4つの分散」
2. 失敗の中から生まれたマネースクール
◎投資は「知識」と「商品」だけでは足りない
◎投資期間中、もっとも重要な局面は最後にくる
3. 老後資金は自分でつくる
編集後記:マネースクール会員200名突破記念特別プレゼントのお知らせ
【Vol.93】『一攫千金で、ゴールまで逃げ切る方法』(4/11)目次
イントロ:仮想通貨長者も税金の包囲網から逃れられない?!
「一攫千金で、ゴールまで逃げ切る方法」〜凄腕FPがバーチャル世界を一刀両断!〜
1. ビットコイン長者が大金を手にした時
◎ビットコイン長者:Aさんが考えたこと
◎マネープランを設計する際にベースとなる考え方
2. 早期リタイヤを成功させる3つのプラン
◎「40歳」「1億円」で早期リタイヤは、かなりハードルが高い
◎マネープランが目指すのは「選択肢を増やす」こと
3. バーチャル世界は、リアル世界にはなりえない
編集後記:コインチェックが不正流出を許した原因とは?
【Vol.92】『貯蓄上手になる方法(2)』(4/1)目次
イントロ:実は人は「自分のためにならないこと」ばかり選んでいる
「貯蓄上手になって小金持ちになる方法」(下)〜今は稼ぎ上手よりも貯蓄上手?〜
1 真の億万長者は一夜では生まれない
◎”投資の神様”もスタートはサラリーマンだった
◎「普通の生活をしていては、絶対にお金は貯まらない」
2 「このままでいけば、どのような未来が待っているのか?」
◎マイルールがない人はお金を貯められないのか?
◎家計を見直すための5ステップ
3. 「貯蓄への道」を平坦にするには
◎Aさんの事例:確かに、貯蓄はできているけれど…
◎Bさんの事例:自分への良いプレッシャーを味方にする
◎Cさんの事例:家族の協力を得るには、相手の大事なものを尊重すること
編集後記:当マネースクールは進化し続けます!
【Vol.91】『貯蓄上手になる方法(1)』(3/21)目次
イントロ:今後も経済の大逆転は起こらない
「貯蓄上手になって小金持ちになる方法」(上)〜今は稼ぎ上手よりも貯蓄上手?〜
1. なぜ、あなたは貯蓄ができないのか?
◎サラリーマンの給料が上がらない真の理由
◎広がり続ける格差の中で、自分自身の身を守る方法
2. お金が貯められないのは、稼ぎが少ないからじゃない
◎貯蓄をするのに、モチベーションは不要
◎続けられる貯蓄法とは?
3. 今は誰でもお金持ちになれる時代
編集後記:「今、海外銀行口座を持つべき人」とはどんな人?
【Vol.90】『自分メディアのつくり方(2)』(3/11)目次
イントロ:「続けられない」はどうしたら克服できる?
「自分メディア」をつくれば独立も夢じゃない!《実践編》〜自分の話を聞いてくれる人を増やす方法〜
1. 世間のマーケティングに対する間違った思い込み
◎自分メディアをつくる段階で、なぜ売り物はなくてもいいのか?
◎「メディアで売ろう」と思わない
2. 読者に読んでもらうためのテクニック
◎自分メディアを通じて読者との関係性を築く方法
◎自分メディアを始める初心者に必要な3原則
3. 自分メディアをお金に結びつける3ステップ
編集後記:「リクルートスーツで一斉行動」は日本の文化?
【Vol.89】『自分メディアのつくり方(1)』(3/1)目次
イントロ:「副業をしたいけれど、何をしたらいいのかわからない」のはなぜ?
「自分メディア」をつくれば独立も夢じゃない!《基礎編》〜自分の話を聞いてくれる人を増やす方法〜
1. 成功するビジネスを築くために知っておくべきこと
◎なぜ今、”自分メディア”なのか?
◎ビジネスが失敗する3つの要因とは
2. 自分メディアをつくるための準備をする
◎成功するビジネスを築くための2WCH理論
◎自分と向き合い、ペルソナを決める
3. 事業を興すとは「顧客を創造する」こと
編集後記:只今、全国行脚の真っ最中!
【Vol.88】『仮想通貨書籍出版記念(3)』(2/21)目次
イントロ:自分たちが通貨発行権を持つことの意味
『トップ1%の人だけが知っている「仮想通貨の真実」』出版記念号(3)〜仮想通貨を待つ未来とは〜
1. 仮想通貨を持つことによって浮上する問題
◎避けては通れない保管・管理の問題
◎「激しい価格の上下」にはどう対応すればいいか?
2. 仮想通貨にまつわるQ&A
◎Q1、仮想通貨は今後、上がるのか下がるのか?
◎Q2、今後、仮想通貨が統合することはあり得るのか?
◎Q3、仮想通貨の枚数は足りるのか?
3. 仮想通貨が身近にある未来
ニュースのビジネス的着眼点:再び、年金の支給開始年齢が後ろ倒しになる前兆か?
編集後記:ミットネス渋谷店をオープンします!
【Vol.87】『仮想通貨書籍出版記念(2)』目次(2/11)
イントロ:「手軽さと引き換え」に失ったもの
『トップ1%の人だけが知っている「仮想通貨の真実」』出版記念号(2)〜仮想通貨を取り巻く課題〜
1. ハードフォークとは何なのか?
◎ハードフォークによって生まれたコインの正体
◎“ハードフォークコイン”に潜む危険性
2. 金融とは「現代の錬金術」なのか?
◎ビットコインの価値の源泉
◎“金融”が成り立っている仕組み
3. 我々は税金とどのように向き合うべきか?
今週のQ&Aコーナー:「効果的なビジネス書の読み方」ってあるのでしょうか?
編集後記:書店トークライブやります!
【Vol.86】『仮想通貨書籍出版記念(1)』目次(2/1)
イントロ:「仮想通貨」は日本を目指す?!
『トップ1%の人だけが知っている「仮想通貨の真実」』出版記念号(1)〜2018年は仮想通貨にとってどんな意味があるのか?〜
1. 電子通貨の登場
◎電子に価値を持たせる方法
◎長年の懸案事項だった「電子通貨の実現」
2. 仮想通貨をめぐる国家の動き
◎仮想通貨は、なぜ値上がりしているのか?
◎仮想通貨の未来と税金をめぐる問題
3. 考えられる「2018年に仮想通貨業界に起こると予測される動き」
ニュースのビジネス的着眼点:これは結局のところ、徳?損?
編集後記:「300万円の広告スペース」ってどれくらいの大きさ?
【Vol.85】『激動の2018年を大予測!』目次(1/21)
イントロ:ついに実現した税制改革
「激動の2018年を大予測!」〜今年の世界経済・投資環境・日本はどうなる?〜
1. 2018年の世界はどうなるのか?
◎アメリカの好景気は、いつまで続くのか?
◎世界のパワーバランスが変わる時
2. 今年のヨーロッパは好調を維持できるのか?
◎イギリスのEU離脱の影響は?
◎ヨーロッパが抱える不安要因
3. 2018年は世界が変わるターニングポイントとなるか?
◎依然としてくすぶり続ける中国のシャドーバンキング問題
◎2018年の日本の注目ポイントとは
◎世界はますますつながり、影響し合う
【Vol.84】『ハワイ不動産』目次(1/11)
イントロ:ハワイの不動産投資は、危険がいっぱい?!
「私にも、ハワイの不動産が買えるかも?!」〜世界の投資環境とハワイ・夢の不動産投資の実態〜
1. 「憧れの地・ハワイ」の実像
◎ハワイがサブプライムでも値崩れしなかった理由とは?
◎世間で言われている「ハワイに投資する利点」は本当にメリットなのか?
2. “地に足のついた”投資を行うために
◎「プロの目線」の先にあるもの
◎一般投資家が採るべき戦略とは
3. 良い業者は、良い顧客を求める
今週の宿題:「実需」に基づいた物件を探してみよう
今週のQ&Aコーナー:知人の購入した商品は、ブラック案件なのでしょうか?
編集後記:発売前ながら、売れ行きが好調です!
【Vol.83】『2017年特集・総復習号!』目次(1/4)
イントロ:2017年はどんな年だったのか?
「2017年特集・総復習号!」〜2018年を迎えるに当たって、2017年を振り返る〜
編集後記:「仮想通貨について知りたければこの1冊!」を目指しました。
【号外】『2017年は、仮想通貨に始まり仮想通貨で終わる?!』(12/31)
【Vol.82】『ブラック案件・ホワイト案件《後編》』目次(12/21)
イントロ:「投資の神様」バフェット氏成功の要因とは?
「投資のブラック案件・ホワイト案件」《後編》〜ブラック案件・ホワイト案件事例集〜
1. あなたはブラック案件をつかんでいないか?
◎ブラック案件・ホワイト案件をつかむ人の特徴
◎「我慢すべきか?」「損切りすべきか?」はどうやって見分けるのか?
2. ブラック案件・ホワイト案件事例集
◎ブラック案件1:リミットインベステージ
◎ブラック案件2:クローバーコイン
◎ホワイト案件1:グレート・イースタン 生命保険
◎ホワイト案件2:アメリカ投資信託 プレミアトラスト
3. 「投資家は語る」
今週の宿題:ブラック案件か?ホワイト案件か?を見極めてみよう
編集後記:2017年は、あなたにとって良い年でしたか?
【Vol.81】『ブラック案件・ホワイト案件《前編》』目次(12/11)
イントロ:「ソーシャルレンディングは儲かる」は本当か?
「投資のブラック案件・ホワイト案件」《前編》〜なぜ、人によって引寄せる案件が違うのか?〜
1. ブラック案件、ホワイト案件とは何か?
◎リスクには「2種類ある」
◎ブラック案件を引き寄せてしまう要因とは
2. 「ホワイト案件をつかめない」原因を探る
◎どうして熱心に勉強してもホワイト案件をつかめないのか?
◎ホワイト案件をつかめるようになるには?
3. 失敗は飛躍するための“チャンス”
今週の宿題:「自分は投資をすべきなのかどうか?」と考えてみよう
ニュースのビジネス的着眼点:迫りくる増税ラッシュに打つ手はあるのか?
編集後記:ワイキキビーチでも、仕事してます!
【Vol.80】『マネープラン《実践編》』目次(12/1)
イントロ:幸運とは「待つものではなく、自らつかみにいくもの」
「敏腕FPが教えるマネープランの基本と実践」《実践編》〜事例を参考に、お金との向き合い方を考える〜
1. お金が貯まらない真の要因とは
◎“できない”人をマネすれば、当然“自分もできない”
◎「お金が貯まらない人」の特徴
2. マネープランの実例を見てみよう
◎事例1:老後資金を貯めるはずが…
◎事例2:不明金の8万円はどこへ消えたのか?
3. 自分の優先順位をどこに置くか?
今週の宿題:マネープランを自分の味方にしよう!
今週のQ&Aコーナー:「投資で人生を挽回する」って可能なの?
編集後記:暗号通貨への投資は「万馬券に通じるものがある?!」
『俣野成敏の『トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」』実践編』(2018年6月1日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
初月無料お試し購読OK!有料メルマガ好評配信中
俣野成敏の『サラリーマンを「副業」にしよう』実践編
[月額550円(税込) 毎月5日・20日(年末年始を除く)]
老後2000万円問題、働き方改革、残業規制、等々。政府も会社も「自助努力で生きよ」と突き放す中、コロナ・ショックによるリストラが追い討ちをかけています。自己責任の名のもとに始まった大副業時代を生き抜く術とは?『プロフェッショナルサラリーマン(プレジデント社)』『一流の人はなぜそこまで○○なのか?シリーズ(クロスメディア・パブリッシング)』『トップ1%のお金シリーズ(日本経済新聞出版社)』等、数々のベストセラーを世に送り出してきた著者が、満を持して『サラリーマンを「副業」にしよう(プレジデント社)』を発売。マネーとビジネスの両面から、サラリーマンを副業にするための情報をお届けします。