今は不動産バブルだ!という人がいますが、それは違います。融資が厳しくなってきており、不動産価格は下がってきています。この状況で不動産投資はどうなるのでしょうか。(『水戸市のサラリーマン大家さん』峯島忠昭)
バブルだなんてとんでもない。融資が厳しくなるこれからの成功術
2016年10月頃から不動産投価格は下落傾向
今は不動産バブルだ!という人がいます。2011年の東日本大震災の時に一度、不動産価格は下がりましたが、その後はずっと不動産価格は上がってきました。
その前に下がったのは、2008年のリーマンショックの時です。2008年、2011年の2回、確実に不動産価格は下がりましたが、その他の時期はずっと不動産価格は上がり続けたのです。
でも、昨年の10月~11月頃から、確実に不動産価格は下がっています。つまり、2008年、2011年、そして今の2017年と、ここ最近では3回目の不動産価格が下がっている場面になっているわけです。
それは、私がメルマガでも言っているように、その時期を境に融資環境が確実に厳しくなってきているからです。そして、私の予想では、また今度の4月を境に融資環境がさらに厳しくなるでしょう。どのくらい厳しくなるのかは今のところ不明で、4月になってみないと本当のところはわからない…という感じです。
融資が厳しくなったとき不動産投資の鍵を握るのは?
では、さらに融資が厳しくなった時には、不動産投資はどうなのでしょうか?
不動産価格が下がるということは、融資さえ付けられれば、かなり有利な投資ができるということを意味します。他の人が買えない環境下でも買えれば、それは一人勝ちの投資ができるわけです。
では、融資が厳しくなった場合、物件を買うにはどうすれば良いのでしょうか?
それは融資と物件、この2つが鍵を握ります。
まずは、融資が付く金融機関を知っている人や業者やコンサルなど、融資の情報を持っている人と付き合っていくことが重要です。
良い物件を探してきたとしても、融資がより厳しくなってきたら、当然、多くの人は融資を受けられずに投資物件が買えないわけです。そうなると、融資の情報を握っている人と付き合っていかないと厳しいわけです。
次に大事なことは、物件の情報です。融資が厳しくなると、当然、物件価格が下がりますが、それでも多くの物件が高い状態です。そして、融資が付いて安い物件を買わないと利益は出ないわけですが、そんな割安な物件情報を持っている業者と付き合わないと、これもなかなか厳しいわけですね。
4月から融資が厳しくなりそうで、だからこそ、その中で物件を買ってしかも利益を出していくには、融資と物件の2つが鍵を握るのです。
そして、今は不動産バブルではなく、徐々に物件価格が下がっていて一番の山場はすでに過ぎているという、そんな状態だったりするわけです。
『水戸市のサラリーマン大家さん』(2017年3月1日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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総発行部数15万部。購読者日本一の不動産メルマガ。2016年3月現在7050人以上の投資家さんとお会いしてきました。年間取引額200億円以上、累計取引額500億以上の不動産会社社長が、不動産投資について真剣に書いています。今ならメルマガ内で10万円相当の「不動産投資大百科」を無料配布中。六本木アマンドの最上階の新事務所に移転。毎月、地方に行って地方の方に不動産投資を教えています。メルマガ登録で非公開の物件情報も入ってきます。不動産仲介業宅地建物取引業免許国土交通大臣(1)第8944号