米国市場は波乱の動きを見せております。日経平均も続落ですが、この3日間は陽線を立ててきております。弱気無用、もうすぐ日は昇ります。(『相場コラム『わしの罫線』』橋本明男)
まもなく上昇? 日経平均株価終値は前日比75円安の2万1,507円
ニューヨーク市場が波乱の動き
ニューヨーク市場が波乱の動きを見せております。
ダウ平均は、今週に入って2日間で1,000ドル近く急落。昨日は551ドル安でしたから、今日の東京市場の動きを不安な気持ちで見ていたことでしょう。
NYダウ 日足(SBI証券提供)
寄付きは全面安。日経平均も寄付き直後、9時5分には前日比340円安の2万1,243円まで叩かれました。しかしその後は1日中ジリジリと値を戻し、終わってみれば75円安の2万1,507円。
日経平均株価 日足(SBI証券提供)
トピックスは、9.78ポイント安1,615.89ポイント。出来高は概算13億9千万株で終わっております。
TOPIX 日足(SBI証券提供)
弱気無用、もうすぐ日は昇る
先ほど申し上げましたように、ニューヨークダウは今週に入って1,000ドルくらい下げているわけですが、日経平均の今日の大引けは先週末に比べて、わずか173円安です。そして、3日連続安ですが、この3日間は陽線を立ててきております。
個別の銘柄を見ましても、下げているか陽線を立てている銘柄が多く、明らかに玉を拾いに来ているところがあるということをチャートは示しています。
それはそうでしょう。銀行株や商社株などは、買われる理由はあっても売られる理由は無いと私は思います。
弱気無用、もうすぐ日は昇ります。
『相場コラム『わしの罫線』』(2018年11月21日号)より一部抜粋、再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による
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チャーチスト歴35年!【橋本罫線考案者】テクニカルのプロである橋本明男が毎日綴る相場コラム。日々の株式市場の動向から、短期的・中期的な相場の行方を予測。また、東証1部の銘柄を中心に、今が狙い目の個別銘柄の情報も掲載しています。