【傍聴記】元チェッカーズ武内享、息子の大麻裁判でみせた涙の意味

 

待つほどは待たせず…。

裁判官「主文、被告人を懲役6カ月に処する。この裁判が確定した日から3年間その刑の執行を猶予する」

裁判官は最後にこんなことを言った。

裁判官「ほかの人とは立場が違って、二度と失敗ができないということを、よく十分考えてね、これから…」

またやれば、今度こそ父親が破滅、という意味なんだろうか。

もうだいぶ長くなってしまったんだが、ごめん、許せ、被告人質問の、そこだけ異様だった部分を。

弁護人「この場で、(大麻を)誰からもらったかということは、言えますか

被告人「いいえ、言えません」

取調べで、大麻の入手先を供述したか。いえ、しませんでした。なぜ?

被告人「友人や仲間たちを裏切ってしまうことになると考えたからです」

友人や仲間たちに大麻をヤメさせたいと思うか。思います。そしたら供述すればいいんじゃないか。いえ、そうは思いません。なぜ?

被告人「友人や仲間たちには、家庭を持ってる人がいる…その家族が路頭に迷うかもしれないと考えたからです」

息子や娘が、若気の至りの大麻で捕まって、家族が路頭に迷うって、そんなこと普通ある?

当然、検察官はそのへんを、自白へ誘導するテクニック(おお~、懐かし~と思う前科2犯、前歴多数の俺。ただし全部交通違反。笑)で突っ込んだ。しかし…。

被告人「黙秘します

俺は傍聴席で思ったょ。「友人や仲間たち」の、その親もまた有名芸能人なのかも

裁判が終わり、マスコミ記者が10数人か、被告人を、というより父親を待ち受けた。 

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