炎がこの局面で買いたい3つの個別銘柄
(1)テノックス<1905> 680円

テノックス<1905> 日足(SBI証券提供)
言わずと知れたバリュー株でこのところの流動性高まる。PER4.7倍、PBR0.47倍、配当利回り4.26%。配当利回りは配当性向20%の前提。30%だと6%台も想定可能です。この水準でなぜ売るのか。臆病な株主が多いのかも知れません。下値に並んだ買いに売りがぶつかり週末の出来高は5万株以上に増加。800円までついての調整で見事な買い場到来と見るか私の目に狂いがなければ、その確率は高いと感じます。
今のところ指標面では日本でもトップクラスの割安感あり。
PER面、PBR面では同じ震災関連業界のE・Jホールディングス<2153>の3倍台、0.3倍台には敵いませんが、流動性が高い同社にこの局面では注目したいと思います。出来高も100株単位移行で活発化しています。
問題はIR不足。この点のネックが解消されれば株価は糸の切れた凧の状態になると考えられます。
(2)アドソル日進<3837> 1284円

アドソル日進<3837> 日足(SBI証券提供)
IoT機器向けサイバーセキュリティ関連事業を展開するなどとても有望な銘柄であることは明らかですが、全体相場の流れに押されて調整が続いています。なぜ注目しているかの詳細は有料メルマガ(購読お申込みをお待ちしております)等でご報告しますが、そろそろLynxセキュアに関しての具体的な事業成果が表面化するものと期待されるからです。
また、単純に言えば過去の安値が2月12日1150円、4月6日1220円、6月16日1250円(暫定安値)と切り上がってきている点に注目しています。
億の近道月曜版では同社社長との交流会を来月27日に予定しておりますので詳細決まり次第お知らせします。
(3)インスペック<6656> 619円

インスペック<6656> 日足(SBI証券提供)
上げ下げ活発になってきましたが、全体相場が大きく売られた際にストップ高を演じるなど逆行高の動きが見られます。先週はそれ以上に売られて元の水準になるなどこのところの株価変動は激しいものがあります。
短期売買の投機家と中長期スタンスでこの株に注目する投資家とが入り交じり、株価の変動幅を大きくしていますが実体の企業内容をしっかり知れば驚かれる投資家が多いと思います。何よりも時価総額がたったの16億円未満という水準にあるR&D型企業ということを理解しないとなりません。
短期で上がったから売るという投資家と中長期スタンスで取り敢えずいくらでも良いからポートに入れておこうとする投資家がせめぎ合う中での週末の大きな株価下落をどう見るかですが、私はまだ動きは始まったばかりと見ています。
出来高面では申し分なく、強弱感対立する中で激しい値動きが見られますがこれも別途の有料メルマガにて詳細の内容報告を予定しておりますのでご購読のほど宜しくお願い申し上げます。
まだまだ出てきそうですが、本日のところはここまでとします。
『億の近道』(2016年6月20日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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