ナスダック 下げ止まったのか~米国市場分析

ナスダック ペンタゴンチャート
先週のレポートでは、B点に注目した。B点が位置する時間帯が変化日となり下げ止まることが出来るのか否かがポイントになったからだ。実際には、B点が位置する時間帯より反発に転じ、上値抵抗線ADラインおよびAEラインを超えて真上のペンタゴンに戻った。
次の注目日は9月19日前後である。
今週のポイントは、下げ止まったのか否かということである。
あくまでも個人的見解
AEラインに注目したい。先週末に超えてきたAEラインがこのまま下値支持線として維持されるのであれば、下げ止まりから落ち着いた動きになっていくことが期待されるからだ。
値動きのポイント
上昇エネルギーの強い相場は維持されている。上値のメドは5300ポイント前後を考えたい。上昇エネルギーの強い相場が転換するポイントは赤丸水準の4975ポイントを終値で割り込むことである。
現在のシナリオ
底堅い動きが続く可能性がある。上述したように、AEラインが下値支持線になり、上方のペンタゴン内で推移をしている。B点が位置する時間帯より上昇に転じているからである。
第2シナリオ
上値の重たい展開になっていく可能性も残っている。上値抵抗線AFラインが控えている。週明けにC点が位置する時間帯を通過することで流れが変わる可能性があるからだ。
なお、MACDは下落トレンドが続いているのだが、MACD自体は上昇に転じた。スローストキャスティックスの数値は下落が続いていたのだが、30%台前半で下げ止まり、上昇に転じた。