短期狙いの銘柄9選
ここで取り上げる銘柄は、多くは短期狙いの株です。したがって、賞味期間は1週間以内が多くなります。中期、長期の扱いの場合には、その旨を触れることがありますが、他の株は1週間以内に決裁することを狙いとした株と考えてください。ビギナーの方、テクニックがない方、損切りがうまく出来ない方など、扱いは十分注意してください。
FVC<8462>(JQS)現在値:1504円(前日比+254)出来高:4825.7

FVC<8462> 日足(SBI証券提供)
11月17日の1775円から1度崩れた。ここで戻りあっても、このチャートでは狙っても短時間で、ダラダラ持続するにはリスクが大きい。しばらくは静観となる。あくまでも狙うなら1時間以内の投資に限定する。1000円前後までの調整の可能性もあり、この位置は無理できない。再度人気となりやってくる可能性がある株だ。
セレス<3696>(東M)現在値:1155円(前日比+38)出来高:367.1

セレス<3696> 日足(SBI証券提供)
マークしたい。高いから上がる、上がるからさらに高くなるというチャートだが、この例ではリスクは大きいため割り切って狙うにはプロ的な要素が必要。つまり、下げる場合には限度を決めて脱兎のごとく逃げること。アイサンテクノロ、イリソ電子も同様だ。
栗本鐵工所<5602>現在値:224円(前日比+1)出来高:244

栗本鐵工所<5602> 日足(SBI証券提供)
年末までに20円高狙う。時価220円台から240円台狙いというところ。欲張っても急騰は無理。地味だが、しっかり上がりそう。その話題とは、下水道の老朽化。普段、皆様はあまり下水道工事とは無縁だろうが、相当老朽化が進んでいる。その為、老朽化を補強や新設する事業がこれから数10兆円単位で、そんな流れの期待から思惑的にこの株は妙味あると。ただし、あくまでも20円高狙い。
アイ・テック<9964>(JQS)現在値:1127円(前日比+37)出来高:12.8

アイ・テック<9964> 日足(SBI証券提供)
飛び出したアイ・テック、このような動きをする株は短命に終わる場合が殆どだが、ここで数日動きマーク。中堅鉄鋼商社の同社は3期連続で増収増益予想。株価は安く上げ余地あり、レシオ面でもまったく割安であり、ここからの相場期待される。
メディア工房<3815>(東M)現在値:794円(前日比+19)出来高:2421.3

メディア工房<3815> 日足(SBI証券提供)
上放れ、一気に上げた。占いのメディア工房。スマホで人気、利用者拡大。株価はさらに上がると見られているが、一気に暴騰すると利食い売りも早い。11月19日は朝からガッチリ買いが入った。スノーピーク、アバール、USENなどもしっかり。アルファポリス、DITなどとともに短期的に妙味あり。ただし、数日すると下げてしまうリスクはかなりある。
明治ホールディングス<2269>現在値:1万330円(前日比+310)出来高:1055.8

明治ホールディングス<2269> 日足(SBI証券提供)
株価は1万300円前後から、今後は1万2000円期待。ブランド力があり、ヨーグルトが好調、業績拡大。評価する証券が増えた。11月19日にみずほ証券が1万2800円目標に、JPモルガン証券が1万2500円目標にして、それぞれ強気している。
これからも、しっかりした相場となりそうだ。来年も上がるだろう。
シュッピン<3179>(東M)現在値:1195円(前日比+108)出来高:862.6

シュッピン<3179> 日足(SBI証券提供)
ここで気になる新興市場株は、GMOメディア<6180>、スマートバリュ<9417>、アルファポリス<9467>、DIT<3916>、アイサンテクノロ<4667>など。
シュッピンは当たれば11月23日週さらに一段高となりそうだ。
タカラレーベン<8897>現在値:650円(前日比-1)出来高:529.6

タカラレーベン<8897> 日足(SBI証券提供)
リーズナブルで、かつ人気が高いマンションを建設するタカラレーベン。リゾートマンションも好調。太陽光導入で電気代を節約するタイプのマンションが好調。さらに、若い世帯も意識したマンション作りには定評がある。株価は620円前後だが、今後は700円相場になる期待があり、来年は900円も考えられそうだ。
ジグソー<3914>(東M)現在値:1万5120円(前日比+20)出来高:380.1

ジグソー<3914> 日足(SBI証券提供)
さらに1万6000円突破狙うジグソー。ここからが勝負どころ。この手の株の扱いは、誰も天井分からないまま、資金ある大口投資家が何人かついて相場にしている感じ。6400円台から16000円と大化け。このタイプはさらに上がる可能性も生まれる。後半の大化けとなるのか。このケースでは、狙う資金は天井がついて損切り、つまり大儲けして最後は損を出すことを覚悟の上で投資する人が結構多い。
『キッチンカブーのメールマガジン』(2015年11月20日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による