牛熊ウイークリー 記事一覧
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日銀は追加緩和を検討する際に、短期金利の引き下げを考慮/今週の動きと来週の予想=久保田博幸
日銀金融政策決定会合の議事要旨で、追加緩和による副作用の緩和を検討する必要があるとしている。現状、日銀は長期金利をコントロールしているかに思われる。
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日銀は、これ以上の長期債の利回り低下を望まない姿勢/今週の動きと来週の予想=久保田博幸
日銀が20日に国債買入を減額したことを受け、債券先物は下落し10年債利回りは0.210%に上昇。その後は三連休前の調整売りも入り、引けは154円73銭となった。
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さらなる金融緩和は行わなくていい、週明け日銀会合の行方/今週の動きと来週の予想=久保田博幸
今週はリスク回避の巻き戻しの動きとなり、9日の欧州市場では国債が軒並み売られ、米10年債利回りも1.64%に上昇。地合が変わってきた様子が見られた。
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米国の経済指標に一喜一憂する状況が続きそう/今週の動きと先週の予想=久保田博幸
トランプ大統領は米中交渉の合意には時間がかかると述べ、貿易摩擦の長期化に懸念。市場は利下げをほぼ織り込んできており、利下げ後の動きをどうみるべきか。
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今後の中東の情勢次第でリスク回避の可能性/今週の動きと先週の予想=久保田博幸
中東の原油輸送のタンカー2隻が攻撃を受け、中東の地政学的リスクがあらためてクローズアップされた今週。これを受けてイベント盛りだくさんの来週の動きは?
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10日から、中国製品に課す関税を25%に引き上げ表明。来週の市場への影響は?(5/10)=久保田博幸
米中通商交渉で中国の協議の遅れに対するトランプ大統領のツイートに始まり、中国への追加関税発動に終わった今週。この影響は来週どうなってくるのでしょうか。
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欧州景気リスクの顕在化で鈍い動き、来週は日銀追加緩和の思惑に注目したい(3/8)=久保田博幸
前週の上昇を受け、売り先行で始まった今週の債券市場。7日のECB理事会で貸し出し条件付き長期資金供給オペの第3弾が発表され、債券先物は16銭高で引けました。
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債券市場に米中貿易摩擦のダメージがじわり~今週の動きと来週の予想(11/30)=久保田博幸
日銀の国債買入減額観測はあるが、当面の債券市場は高値警戒も出るものの、売りづらい状況となりそうである。12月4日の10年国債の入札動向にも注意したい。
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日銀のお手本は第二次世界大戦中の米国?/先週の動きと今週の予想=久保田博幸
日銀が新たに採用した政策「イールドカーブ・コントロール」は、米金融当局が第二次世界大戦中から1950年代初頭にかけて活用したのと同様の政策ではないかとの見方がある。
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2015年の金融市場を振り返って/先週の動きと今週の予想=久保田博幸
2015年の金融市場ではギリシャ債務問題、中国の人民元切り下げ、米国の利上げなど様々なイベントがあった。中でも大きな注目材料は、日米欧の金融政策の方向性の違いだ。
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パリ同時テロで何が変わるか~米ロ関係、原油、欧米中銀の金融政策=久保田博幸
パリ同時多発テロは、11/15~16に開催されたG20のタイミングを狙ったものと思われるが、原油価格や欧米中銀の金融政策にはどのような影響があるだろうか。(久保田博幸)
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しぼまない日銀緩和期待。政府補正予算との“合わせ技”が焦点に=久保田博幸
政府の補正予算編成に合わせた、11月18~19日の日銀金融政策決定会合での追加緩和観測があらためて浮上している。金融アナリストの久保田博幸氏が解説。
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8月消費者物価、日銀短観、米雇用統計~連休明けマーケット展望=金融アナリスト・久保田博幸
17日の米FOMCでは利上げが見送られ、日本はいよいよ秋の大型連休。少し気が早いかもしれませんが、休み明けのマーケットの注目点をメルマガ『牛熊ウイークリー』で予習しておきましょう。なかでも数字の悪化が見込まれる9/25の
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意外に揉めている日銀決定会合 「現状維持」のウラで交わされた激論の中身とは?
日銀金融政策決定会合(7月14、15日開催分)の議事要旨が12日に発表されました。ここのところ「現状維持」が続く日銀会合ですが、その議事要旨からは金融緩和の縮小を主張する木内登英委員とリフレ派委員の「激論」の跡がうかがえ
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米利上げは12月が有力=FOMC議事録はギリシャ・中国を懸念、原油価格の下落に注意したい
ギリシャ、中国情勢が米国の利上げに与える影響は?金融アナリストの久保田博幸氏は、8日発表のFOMC議事要旨を解説し、「いずれも米国経済への影響は限定的」としつつも、「イエレン米FRB議長はバーナンキ前議長のテーパリングに
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「ドル高は困る」鶴の一声に警戒 米国政府やFRBにとってもこれ以上の円安は望ましくない
この6月、黒田日銀総裁の為替発言が毎週のように注目を集めています。 「ここからさらに実質実効為替レートが円安に振れるということは、普通に考えればありそうにない(6/10)」「FRBが金利引き上げプロセスに入るから、今後、