田代尚機 記事一覧
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トランプ大統領は案外対処しやすい相手?中国サイドからみた米中通商会議の現状とは=田代尚機
12月6日の中央政治局会議で2020年の経済運営方針が話し合われ、大きな方向性が定められた。2020年の中国はこれを受けて、どのような動きを見せるのかを解説。
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景気後退は進むのか…2020年の中国市場はどうなる?中立、楽観、悲観の3つのシナリオ=田代尚機
2020年の(中国)本土市場をあえて予想する。極めて感覚的なものではあるが、中立、楽観、悲観の3つのシナリオを示し、大雑把な発生確率をイメージで示す。
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反中国を標榜したデモの混乱のなか、アリババが香港市場への上場を果たした背景=田代尚機
アリババが11月26日、香港市場に上場した。香港市場での公募株数は当初1,250万株であったが、事前の取り決めにより、発行株数は5,000万株まで引き上げられた。
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上海市場の押し目で輝く、世界経済成長の中核となる5G銘柄が魅力なワケ=田代尚機
11月22日現在、2019年の上海総合指数は年間変動幅を100とすると、高い方から48%下げたあたり。一方で、5Gセクター指数をみると、37%下げたあたりです。
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リブラ創設に危機感を持っていた中国に神風、中央銀行デジタル通貨の発行は来年以降に=田代尚機
フェイスブックが主導するデジタル通貨「リブラ」は、アメリカ議会から批判を受けている。これはリブラ創設に強い危機感を持っていた中国には神風でもあった。
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米中貿易戦争を激化したトランプの主張は正しいのか?中国企業の成功の真実=田代尚機
米国による追加課税措置で、上海総合指数は一時大きく下落したもののすぐに戻しました。トランプ大統領が主張する中国補助金政策の問題は真実なのでしょうか。
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なぜ中国の「自国通貨安=人民元安」は悪材料とされるのか?=田代尚機
2015年7月から2016年11月にかけて、人民元対ドルレートは11.8%のドル高・元安となっている。このことが中国経済に悪影響を及ぼすという見方があるが本当だろうか?
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中国株式市場に再び黄信号。再燃しはじめた理財商品リスク=田代尚機
再び理財商品リスクが高まっている。今回の件で規制が厳しくなり、非常に望ましい長期投資家の買い=資金流入が鈍化するならば、それは直接株式市場に影響を与えそうだ。
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日本を裏切ってAIIB(アジアインフラ銀)に加入するトランプ氏のアメリカ=田代尚機
米国は間もなくAIIBへの加入を表明する可能性が高い。トランプ氏は不動産事業で財を成した優秀なビジネスマンである。波長が合うのは安倍総理ではなく習近平国家主席だ。
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中国の景気回復基調が鮮明に~当面ハードランディングの懸念なし=田代尚機
中国の不動産投資が回復している。本土マスコミでは一線級都市を中心に春節前後から不動産販売が好調と伝えているが、それがしっかり数字でも確認できるようになった。
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翔べ!上海総合指数~株価底割れを救った証監会主席の発言(全人代)=田代尚機
下げた時だけ悪者にされる上海総合指数だが、昨年来安値2638.30ポイント割れは遠のき、上昇トレンドを維持できたと言えよう。これは国家隊の買い支えによるものである。
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世界経済が「中国のV字回復」に期待できない理由 1~2月の景況を読み解く=田代尚機
中国経済の景気を読み解くための「1・2月の経済統計」が出そろいました。。12月のデータと比べながら証券アナリストの田代尚機さんが解説します。
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「悪意の売り」規制しながら幹部は売り仕掛け~中国共産党が市場に抱く懸念=田代尚機
昨年の中国市場暴落で、中国証券監督管理委員会は「悪意のある売り」を厳禁としたが、一方では、証監会の数名の幹部が、香港市場で本土関連商品の売りを仕掛けていた。
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中国と世界の株価下落は無関係 「人民元安」というスケープゴート=田代尚機
今年に入り人民元安が進んでいると思い込んでいる投資家が多いが、そうではない。人民元対ドルレート基準値の昨年来安値は1月7日、その後は緩やな人民元高が進んでいる。
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景気減速が止まらない中国。米利上げは世界に大混乱をもたらす?=田代尚機
世界最大の輸出国・中国の景気減速が止まらない。米利上げは世界経済の混乱をもたらす恐れがある。米国は2度目の利上げを行うことなく利下げを強いられるかもしれない。
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今後も乱高下が避けられない「上海総合指数」の気になる売り材料=田代尚機
中国本土市場ではよく株価が理由もなく急落する。だが11月27日の急落はそれとは性質が違うかもしれない。当局は株価下支えを止め、市場を正常化させようとしているのだ。
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【中国】データでひもとく「一人っ子政策」撤廃の経済効果=田代尚機
「一人っ子政策」の廃止は、中国にとってかなり長期を見据えた方針転換だが、目先では、子供向け市場を中心に全体で2250億元の需要創出が見込まれるとの試算も出ている。
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中国の金融緩和は景気と株価に効果なし。人民銀の狙いと苦悩=田代尚機
中国人民銀行が10月23日に発表した追加金融緩和。一般的に金融緩和は株式市場の上昇を促すが、小バブル崩壊を経験したばかりの中国には当てはまらない可能性が高い。
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TPPで変わる中国。習近平による「貿易と産業の構造転換」が近づいている=田代尚機
「世界の工場」から高付加価値な貿易・産業への転換を目指す中国にとって、TPPによる経済のブロック化は必ずしも悪い話ではない。TS・チャイナ・リサーチ田代尚機氏の解説。
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習近平主席「中国株は底打ちした」発言をどう見るか?上海PERは15.3倍=田代尚機
中国の習近平国家主席は9月22日「市場はすでに自律修復の段階に入っている」と述べ、中国の株価と経済に対し強気の見通しを示しました。この“底打ち宣言”の信頼性は?