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今日の為替市場ポイント:ウイルス変異種に対する警戒感残る

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22日のドル・円は、東京市場では103円28銭から103円48銭まで反発。欧米市場では、103円32銭から103円73銭まで上昇し、103円62銭で取引終了。本日23日のドル・円は、主に103円台で推移か。新型コロナウイルス変異種に対する警戒感は消えていないことから、安全逃避的な取引がやや増える可能性がある。

新型コロナウイルスの変異種の感染拡大に対する警戒感が高まっていることや、12月CB消費者信頼感指数が11月の92.9から88.6に低下したことから、22日のニューヨーク市場では安全逃避的な取引が広がった。米国債の需要は増加し、金、銀、原油などの商品相場は軟調地合いとなった。独ビオンテックは米ファイザーと共同で開発した新型コロナワクチンが変異種に効果があるかどうか検証を行っており、その結果も注目されている。

変異種の感染力は従来種よりも強いとの分析結果が出ていることから、多くの国や地域で感染拡大を抑えるための各種規制が強化される可能性がある。世界経済の早期正常化への期待は後退しており、主要国の株価指数は伸び悩む可能性がありそうだ。


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