■強含み、EUとの通商合意でポンド買い強まる
今週のポンド・円は強含み。英国はイングランドのより広い地域にロックダウンを拡大することを検討しており、ポンド売りが一時優勢となった。しかしながら、英国と欧州連合(EU)の通商交渉は12月24日までに合意に達したことから、週後半はリスク選好的なポンド買い・円売りが活発となり、一時141円台前半までポンド高・円安が進行した。取引レンジ:136円80銭−141円22銭。
■もみ合いか、コロナ変異種まん延を警戒
来週・再来週のポンド・円はもみ合いか。英国と欧州連合(EU)の通商協議が合意に達し、交渉期限切れによる混乱を回避した安心感からポンド買いが先行しよう。ただ、材料出尽くしで下げに転じる可能性もあろう。一方、新型コロナウイルス変異種のまん延で広範囲の都市封鎖(ロックダウン)が実施され、経済への影響を懸念したポンド売りが想定される。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・特になし
予想レンジ:139円00銭−142円00銭
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