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今日の為替市場ポイント:安全逃避的なドル買い継続の可能性

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11日のドル・円は、東京市場では103円89銭から104円22銭まで上昇。欧米市場では、104円04銭まで下げた後、104円40銭まで上昇し、104円17銭で取引終了。本日12日のドル・円は主に104円台で推移か。米国の政治不安は消えていないことから、安全逃避的なドル買いがただちに縮小する可能性は低いとみられる。

米下院民主党は1月11日、トランプ大統領を弾劾訴追する決議案を提出した。ペンス副大統領に対してトランプ大統領に職務遂行能力がないと宣言することを要求しており、従わない場合は2度目の弾劾が決議されるもようだ。ペンス副大統領の対応次第となるが、市場参加者の間では「民主党の行動は政治不安につながり、社会的な混乱を招く可能性がある」との見方が増えている。

11日のニューヨーク市場では安全逃避的なドル買いが観測されており、米国株式はさえない動きとなった。米国債利回りは大規模経済対策を想定して強い動きを見せているが、社会的な混乱が拡大した場合、債券市場に多くの資金が向かう可能性があるとみられている。

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