日経平均は18円高(9時15分現在)。米国株高を受けた今日の東京株式市場は買いが先行した。米国市場での投機的な動きがひとまず落ち着き、東京市場でも警戒感が後退したことに加え、発表が続いている20年4-12月期決算への期待感も継続し、株価支援要因となった。また、外為市場で1ドル=104円90銭前後と昨日15時頃に比べ20-30銭ほど円安・ドル高に振れていることも安心感となった。一方、政府は今日、東京などを対象とした緊急事態宣言を1カ月延長する方針を正式決定する予定で、足元景気への悪影響が続くとの懸念もあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。ただ、寄り後は売りに押されている。
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