11日のニューヨーク外為市場でドル・円は、104円64銭まで下落後、104円81銭まで上昇し、104円74銭で引けた。米先週分新規失業保険申請件数が予想を上回り申請減少ペースの遅さに失望しドル売りが一時強まった。その後、低調な30年債入札やバイデン政権が大規模な追加経済対策を実施し回復ペースが加速するとの期待を受け米国債相場が軟化。利回り上昇に伴うドル買いが再燃した。
ユーロ・ドルは1.2149ドルまで上昇後、1.2122ドルまで反落し、1.2132ドルで引けた。欧州連合(EU)は本年のユーロ圏成長率予測を引き下げており、回復への懸念を受けたユーロ売りが上値を抑制。ユーロ・円は127円16銭まで上昇後、127円00銭まで反落。ポンド・ドルは1.3845ドルから1.3801ドルまで下落。ドル・スイスは0.8892フランまで下落後、0.8910フランまで上昇した。
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