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英ポンド週間見通し:もみ合いか、雇用関連指標などが手掛かり材料に

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■強含み、原油高を意識したポンド買い強まる

今週のポンド・円は堅調推移。英中央銀行によるマイナス金利導入の可能性は低いことや、原油価格の高止まり、最新の調査で製造業の景況感は改善していることから、ポンド買い・米ドル売りが活発となった。この影響でリスク選好的なポンド買い・円売りは拡大し、対円レートは2019年3月以来となる148円台前半まで上昇した。取引レンジ:145円33銭−148円16銭。

■もみ合いか、雇用関連指標などが手掛かり材料に

来週のポンド・円は、上昇一服か。英中央銀行がマイナス金利導入に否定的な見解を示し、リスク回避的なポンド売り・米ドル買いは抑制されている。ただ、ジョンソン英首相は早期の景気回復に慎重姿勢を堅持しており、2月23日発表の10-12月期ILO失業率が上昇した場合、ポンドの上値は重くなる可能性がある。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・23日:10-12月期ILO失業率(9-11月期:5.0%)

予想レンジ:146円00銭−149円00銭


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