3日の米国市場では、NYダウが121.43ドル安の31270.09、ナスダック総合指数が361.04
pt安の12997.75、シカゴ日経225先物が大阪日中比315円安の29275といずれも下落し
た。4日早朝の為替は1ドル=107.00-10円(3日大引け時は106.86円付近)。本日の東
京市場では、売ナスダック指数の大幅下落からソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>
などITセクターの主力株の軒並み安が予想され、政府による首都圏の緊急事態宣言延
長を悪材料にファーストリテ<9983>、JR東日本<9020>、OLC<4661>なども売り優勢とな
ろう。反面、円安進行から任天堂<7974>やトヨタ<7203>は米国株安の織り込みが一段
落した後の値戻しが期待できよう。ディフェンシブ色の強いNTT<9432>、KDDI<9433>の
強含みも期待できよう。3日大引け後に業績予想の上方修正や配当の増額などを開示し
たモロゾフ<2217>、大阪製鉄<5449>、イーレックス<9517>などに買いが予想される。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げなどが観測された日東紡<3110>、旭化成<
3407>、東ソー<4042>、コーセー<4922>、ニチアス<5393>、日本製鉄<5401>、SMC<6273
>、クボタ<6326>、栗田工<6370>、平和<6412>、ダイヘン<6622>、TDK<6762>、デン
ソー<6902>、村田製<6981>、東京精密<7729>、藤森工業<7917>、東エレク<8035>、イ
オンフィナンシャルサービス<8570>、日立物流<9086>、アインHD<9627>などに注目。
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