午前の東京外為市場でドル・円は1ドル=107円90銭台で推移。パウエルFRB議長が「現行の政策は適切」とハト派発言を行ったことが嫌気され、金利は上昇、リスク資産が下落する流れとなっているもようだ。前日比0.079%増の1.562%まで上昇した米金利の上昇を受けて、日本国債10年の利回りは前日比0.015%増の0.150%まで上昇となっている。
一方、東京株式市場は日経平均が437.01円安と続落している。長期金利の上昇や緊急事態宣言の延長による経済への悪影響を懸念しているようだ。また、指数に寄与度の高いソフトバンクG<9984>やファーストリテイリング<9983>がともに3%以上の下落となり相場の重しとなっている。
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