日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比+0.58pt(上昇率2.24%)の26.49ptと上昇している。なお、今日ここまでの高値は29.34pt、安値は26.26pt。
昨日の米国株安を受けた今日の東京株式市場は売りが先行。日経225先物は下落し、日経VIは下落して始まった。パウエルFRB議長の発言を受け、昨日の海外市場で米長期金利が上昇し、東京市場の取引時間中も米長期金利は高水準で推移。午前は日経225先物が下げ幅を拡大し、日経VIは昨日水準を上回って推移した。ただ、午後は日経225先物が下げ渋り、市場では警戒感が緩和。日経VIは上昇幅を縮める動きとなっている。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。
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