日経平均は91円高(9時15分現在)。米国株高を受けた今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日までダウ平均が5日続伸で1500ドルを超す上げとなり、またナスダックが大幅反発したことで東京市場でもリスクオンのムードが一段と広がった。また、このところの警戒材料となっていた米長期金利の上昇が一服し落ち着いた動きとなったことに加え、欧州中央銀行(ECB)の政策理事会の結果を受け欧州の長期金利上昇に対する警戒感が和らいだことも東京市場の株価支援要因となった。一方、国内での新型コロナ感染が下げ止まらず、今後、増加に転じるとの指摘が出るなど、引き続き新型コロナによる経済への悪影響が懸念されたが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後はもみ合いとなっている。
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