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今日の為替市場ポイント:米長期金利高止まりで円買い抑制も

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12日のドル・円は、東京市場では108円49銭から109円06銭まで反発。欧米市場では、109円17銭まで買われた後、108円82銭まで下落したが、109円04銭で取引終了。本日15日のドル・円は主に109円近辺で推移か。米長期金利の高止まりを意識してリスク回避的な円買いは引き続き抑制されるとみられる。

一部報道によると、日本銀行はマイナス金利深掘りの影響についての分析結果を公表し、必要に応じて実施するようだ。また、長期金利の変動幅を金融政策決定会合終了後に公表する声明文に明記する方向で検討しているもようだ。今週は日米の金融当局が金融政策を発表する。いずれも現行の緩和策を維持する方針を堅持する見込みだが、長期金利の上昇についての評価が注目される。日銀が長期金利の変動幅を現行程度にとどめた場合、リスク選好的な円売りが強まる可能性がある。16-17日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合では、長期金利の上昇が米国経済に与える影響などについて議論されると予想されるが、金利上昇への懸念が表明されなかった場合、日米金利差の拡大を想定してドル買い・円売りは継続する可能性がある。

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