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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小反落、様子見ムードが強まる流れ

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【ブラジル】ボベスパ指数 116549.40 +2.22%
17日のブラジル株式市場は大幅反発。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比2530.60ポイント高(+2.22%)の116549.40で引けた。

ボべスパ指数の77の構成銘柄では73が上昇、9が下落、変わらずは0。外部環境の改善が好感されたようだ。スール・アメリカ(SULA11)、JHSFバルティシバソエス(JHSF3)などの上げが目立った。

【ロシア】MICEX指数 3507.91 -2.28%
17日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比81.92ポイント安(-2.28%)の3507.91で引けた。原油価格の伸び悩みやロシア経済の成長鈍化が警戒されたようだ。日中の取引レンジは、3498.17−3587.24。

【インド】SENSEX指数 49801.62 -1.12%
17日のインドSENSEX指数は軟調推移。前日比562.34ポイント安(-1.12%)の49801.62、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同189.15ポイント安(-1.27%)の14721.30で取引を終えた。

SENSEX指数の構成銘柄では、4が上昇、26が下落、変わらずは0で売りが優勢だった。主力株への売りが先行し、株価指数を押し下げた。17日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)による政策決定を控え様子見ムードが広がったことも、影響したようだ。 銘柄別では、インド石油ガス公社(ONGC)、ナショナル・サーマルパワーなどの資源・エネルギー関連の下げが目立った。

【中国本土】上海総合指数 3445.55 -0.03%
17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.18ポイント安(-0.03%)の3445.55ポイントと小反落した。

様子見ムードが強まる流れ。米中の外交トップが18日、米アラスカ州で直接会談する。それに先がけ米政府高官は16日、ウイグルの人権問題や台湾海峡の威嚇行動などに対する懸念を伝えると説明した。会談の結果が気がかり材料として意識されている。ただ、中国景気の先行き楽観で下値は限定的。UBSは最新リポートで、2021年中国GDP成長率見通しを従来想定の「8.2%」から「9.0%」に上方修正した。先ごろ閉幕した全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の「政府活動報告」では、21年のGDP成長率目標を「6%以上」に設定している。指数はプラス圏で推移する場面もみられた。



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