2017年の3パターン
年間が弱気パターンになる場合、3月2日の高値19668円が本年の最高値になって、年の後半に向けて、16000円を目指すと考えられます。下値を掘り下げる時期は、7月から10月頃までが考えられます。7月までは19000円を前後したレンジ内で推移する公算です。
何度も書きますが、今年後半は、円安になる可能性が非常に高いと見ています。今年後半の円安は、FRBの利上げ、またはトランプ大統領の減税やインフラ投資などの政策が実現できるのかが見えてくることであらわれるはずです。
だとすれば、今後の日経平均の展開は、強気の2パターンに絞られます(図を参照)。

図:17年の日経平均のシナリオ
休むも相場なのですが、週明け後、18306円割れになる場面があれば、そこが今年の最安値になる可能性があるということも考えておきます。
過去の日経平均株価のシナリオの精度は、以下のアドレスで確認できます(PDFファイル)。
http://www.p-trend.jp/docs/Ito-NKPFM160801.pdf
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※本記事は有料メルマガ『少額投資家のための売買戦略』2017年4月9日号を一部抜粋・再構成したものです。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にご購読をどうぞ。本記事で割愛した江戸時代から伝わるチャートの読み方、東京ゴム相場の分析もすぐ読めます。
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『『少額投資家のための売買戦略』』(2017年4月9日号)より一部抜粋・再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による
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値動きには理由があります。一般的に言われているような確率や、需給の変化を見るだけでは、先のことなどわかりません。確率論や、統計データ分析をやりつくし、挫折を味わった経験があるからこそ、理解できた値動きの本質を書いてゆきます。