家賃3,600円を友人とシェア。堅実なシャングリー君のお部屋の中を拝見!
稼ぎが少ないわりに、浪費家が多いのが一般的なカンボジア人の国民性。シャングリー君も、もしかすると意外に優雅な生活をしているかも!?
と思いきや、部屋の中にはドライヤーすらなく、唯一の電化製品は扇風機だけ。無駄な洋服もなく、目に付くのは大学の教科書くらい。しかも綺麗に整頓され、床にはホコリもありません。一見して、シャングリー君の堅実な生活ぶりが伺えます。

布団を敷くのが精一杯のスペースだが、盗難対策でバイクは家の中に
ちなみにバイクは、電車のないカンボジアでは通勤・通学の必需品ですから、贅沢品にはあたりません。
六畳弱ほどのスペースのこの部屋、キッチンとトイレがついて毎月の家賃は30ドル(約3,600円)。お風呂やシャワーはないので、普段は水でサッと流したり、たまに友達の家でシャワーを借りることもあるそうです。

間取り図。六畳弱の広さでバイク2台つきの2人暮らしはちょっと窮屈
家賃に水道・光熱費を含めた毎月の出費は50ドル(約6,000円)程度。シャングリー君はこの部屋を友達と2人でシェアして暮らしているので、実質負担は25ドル(約3,000円)といったところ。地方からプノンペンに出てきた若者は、こうして部屋をシェアして住むのが一般的なんです。

右がシャングリー君、左が部屋をシェアしている同郷の友人。2人は仲良し
いっぽう、シャングリー君の昼間の収入は、チップも含めて約150ドル(1万8,000円)。月収に対する、水道・光熱費を含む家賃の比率は約17%になります。
レストランで働いているので、ご飯はまかないで食べれますし、実に堅実な生活ですね。

ここで毎日ご飯を作る。少々(かなり?)バイクが邪魔かも
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