今日の東京市場は全面高となりましたが、日経平均はまだ戻り足りません。最低でもあと250円は欲しいですし、あるでしょう。問題はその節目にいつ届くかです。(『相場コラム『わしの罫線』』橋本明男)
きょうの日経平均は大幅反発、前日比367円高の2万776円
まだまだ戻り足りない日経平均
昨日、ニューヨークダウは512ドル高と急騰いたしました。これを受けまして、今日の東京市場も全面高。
日経平均は、367円高の2万776円
トピックスは、30.99ポイント高の1,530.08ポイント
出来高は、概算12億8千万株
で終わっております。

日経平均株価 日足(SBI証券提供)
さすがに売り込まれているだけあって、急伸する銘柄が続出です。
日経平均はまだ戻り足りません。最低でもあと250円くらい欲しいところですし、また、あるでしょう。
節目にいつ届く?
問題は、その節目にいつ届くかです。
最大波動の節目2万1,450円を上抜くようなら、昨日6月4日が12月安値に対する二番底だった可能性が出てきます。
また、戻り売りが多くてなかなか届かないようですと、来週メジャーSQが終わった後に急に値崩れすると思われます。
基本的な考えとして、25日線を抜き、かつ25日線が上向いて来るようにならなければ、上昇波突入となりませんので、まだまだ遠い道のりと言わざるを得ません。
個別銘柄では、日経平均さえ崩れなければ、割安な銘柄はいくら買われたって不思議ではありません。鉄鋼株の小型がその展望です。
さて、まだしばらく買い目線で良いと思います。
では、御健闘を祈ります
『相場コラム『わしの罫線』』(2019年6月5日号)より一部抜粋、再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による
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チャーチスト歴35年!【橋本罫線考案者】テクニカルのプロである橋本明男が毎日綴る相場コラム。日々の株式市場の動向から、短期的・中期的な相場の行方を予測。また、東証1部の銘柄を中心に、今が狙い目の個別銘柄の情報も掲載しています。