株は18,000円が限界
次に株ですが、現在のところ、「まだ16,500円に向かう下落の途中かもしれない」という意識が必要だと思います。
日経平均が大きく下げるときは、よく「18%の下落」を演じます。昨年8月の下落の際も、8月11日の高値20,946円から9月29日の安値16,901円までの落差が、ほぼ18%です。
今回は、2015年12月1日の高値20,012円からの下落開始で、「18%下落ライン」は16,500円付近です。ここまで下げる可能性がある、と見ておくべきでしょう。

日経平均株価 15分足 1/20 大引け時点(SBI証券提供)

日経平均株価 日足 1/20 大引け時点(SBI証券提供)

日経平均株価 週足 1/20 大引け時点(SBI証券提供)
20日以降、少し反発する可能性はあるものの、17,700円付近に強いレジスタンスがあり、18,000円付近にもさらに強いレジスタンスがあり、ここがほぼ「限界」でしょう。
現実的には、おそらく17,500円付近までの戻りがせいいっぱいで、その後は、もみあいから再度下落に転じる恐れがあるのでは、と見ています。
今後も大変そう
今年は、今後も弱い相場が続きそうです。
ただ、政府が介入しようにも、もう「資金がない」ため介入できなくなってきており、その分、値動きが自然になっている印象です。
株も為替も「上がらなければ儲からない」わけではなく、下がるとわかっていればカラ売りするか、ベア型(またはインバース型)のETFを買うなどして利益を上げることができます。
政府の介入の影響が薄れる中、個人的には、「去年までより値動きが読みやすいのではないか」と感じています。
『長谷川雅一のハッピーライフマガジン』2016/1/19号より
※記事タイトル・太字はMONEY VOICE編集部による
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