ナスダック 流れが変わるか

ナスダックペンタゴンチャート
先週のレポートでは、 B点に注目した。先週末の終値がB点に到達したことで、流れが変わるのか否かがポイントになったからだ。実際には、B点到達後も上昇したものの、週央より下落に転じている。
次の注目日は3月28日前後である。
今週のポイントは流れが変わり、調整となるのか否かということである。
あくまでも個人的見解
C点に注目したい。週明けにC点が位置する時間帯を通過する。したがって、新しい流れが出るのか否かがポイントになるからだ。つまり、調整的な動きが鮮明になってくるのか、それとも再び堅調な展開を見せるのか、ということである。
値動きのポイント
上昇エネルギーの強い相場が続いている。上値の第1メドは4900ポイント前後を考えたい。なお、下落エネルギーへの転換のポイントは赤丸水準の4500ポイントを終値で割り込むことである。すなわち、4500ポイントを割り込まない限り、基本的には強気相場が続くことになろう。
現在のシナリオ
堅調な展開が続く可能性は残っている。先週末に終値でBDライン越えてきている。また、下値支持線ADラインが控えているからである上値のメドは赤線表示の4900ポイント前後。
第2シナリオ
調整的な動きになっていく可能性が出てきている。ABCラインから放れてきている。BDラインに絡みながら推移していくことも考えられる。そして、ほぼB点およびC点が位置する時間帯で流れが変わる可能性が出ていたからである。
なお、MACDはMACD自体が下落し、売りシグナル点灯寸前となっている。スローストキャスティックスの数値は100%に近い買われ過ぎ状態より下落に転じている。
『☆ペンタゴンチャート分析<株式編>』(2016年3月27日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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