日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は24日、前日比-0.70pt(下落率4.49%)の14.88ptと低下した。なお、高値は15.26pt、安値14.77pt。本日の東京市場では、新型肺炎の感染拡大に対する警戒感が漂う一方、良好な見通しを示したディスコ<6146>や米半導体大手インテルの決算を手掛かりとした一部の半導体関連銘柄への押し目買いなど強弱材料が拮抗する形で、日経225先物については方向感が出にくかった。こうした背景から、市場のリスクセンチメントを表す日経VIも小幅に低下して始まった後はこう着感の強い展開となった。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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