9日午前の東京市場でドル・円は急落。NY原油先物(WTI)が1バレル=30ドル程度まで落ち込んだほか、日経平均株価が20000円の大台を割り込むなど急激な変動がみられ、リスク回避のドル売り・円買い主導の展開となった。ドルは一時101円半ばまで大きく下げ、その後の戻りは鈍い。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は101円58銭から104円60銭、ユーロ・円は117円94銭から118円34銭、ユーロ・ドルは1.1337ドルから1.1396ドル。
【要人発言】
・財務省幹部
「為替の動向、神経質な動きになっており緊張感をもって見守る」
「NY原油安や新型ウイルス感染拡大による米経済への影響も反映」
「金融庁や日銀との3者会合を開くか決めていない」
【経済指標】
・日・10-12月期GDP2次速報:前期比年率-7.1%(予想:-6.6%、1次速報:-6.3%)
・日・1月経常収支:+6123億円(予想:+6235億円、12月:+5240億円)
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