(16時50分現在)
S&P500先物 2,580.75(+111.75)
ナスダック100先物 7,568.25(+353.00)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は900ドル超高で推移。原油価格も下げ渋り、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。
12日の取引は大幅続落。主要3指数は前日終値から10%近くも下げ、ダウは2300ドル超安と過去最大級の下げ幅を記録した。新型コロナウイルスの感染拡大で景気減速は避けられないとの観測が広がり、リスク資産を整理する動きが加速。トランプ政権の英国を除く欧州からの渡航禁止措置も嫌気された。また、原油価格の下落基調も強まり、エネルギー関連株の売りが目立った。
前日の記録的な大幅安の反動で、本日は自律反発の見通し。カナダの製薬メーカーによる新型コロナウイルスの治療薬開発が注目され、製薬関連に買いが見込まれる。また、原油価格の下げ渋りを受け、エネルギー関連に押し目買いが入りやすい。ただ、指数は2月半ばの最高値から大きく水準を切り下げており、市場心理は悪化。ウイルス被害がなお拡大するなか、週末を控えた調整で上昇は抑制される見通し。
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