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米国株見通し:自律反発か、市場の混乱で上昇局面では利益確定売り

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(16時40分現在)
S&P500先物        2,498.75(+93.50)
ナスダック100先物   7,278.62(+238.12)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は800ドル高。NY原油先物(WTI)も反発し、今晩の米株式市場は買い先行と予想される。


16日の取引は歴史的な大幅安。主要3指数は前週末終値から11-13%も下げ、ダウは実に2997ドル安と過去最大級の下げ幅を記録した。前倒しで開催された連邦公開市場委員会(FOMC)での実質ゼロ金利政策は、かえって先行きの景気への不安心理を増幅させ、リスク資産のパニック的な売りにつながった。取引開始後すぐにサーキットブレーカーが発動されたが、取引再開後も下げ続けた。


前日の急落の反動から、今晩の取引は自律反発が見込まれる。割安感が生じた銘柄を中心に、幅広い買戻しが入りそうだ。特に、主要7カ国(G7)首脳の緊急会議ではワクチン開発などで一致し、製薬メーカーが注目される。ただ、新型ウイルスの感染被害はなお拡大中で、不安定な相場は目先も続く見通し。そのため、株価の上昇局面では利益確定売りに押されやすく、指数の上昇は限定的とみる。




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