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日経VI概況:上昇、止まらない原油価格の急落受けて不安心理増大

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日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は22日、前週末比+1.06pt(上昇率2.58%)の42.02ptと上昇した。なお、高値は45.24pt、安値は41.58pt。21日のニューヨーク原油先物相場において、6月物が急落し、一時1バレル=6ドル台と前日終値から60%を超える下げを見せる場面があった。こうした原油価格の急落を背景に前日の米国市場では相対的に堅調だったハイテク株も大きく下げ、短期筋の売りが膨らむ形で日中取引の225先物も売りこまれた。これに伴い、市場の不安心理を表す日経VIは大きく上昇してスタート。ただ、株式相場がその後下げ渋りをみせるにしがたい、下値不安がやや和らぎ、日経VIも上げ幅を縮小して、その後は狭いレンジで推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。


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