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米国株見通し:底堅い値動きか、注目企業の決算発表前に思惑

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(18時10分現在)

S&P500先物      2,848.12(+18.62)
ナスダック100先物   8,861.38(+92.38)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は200ドル超高。欧州株高も波及する見通しで、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。


24日の取引で主要3指数は上昇。ダウは260ドル高で取引を終えたほか、S&Pとナスダックはそれぞれ1%超値を上げた。新型コロナウイルスの治療薬開発への期待が再び高まり、投資家心理を改善させた。また、本格化する企業決算を前に、業績期待から買いが入り相場を押し上げた。週末の調整に伴う売りも観測されたが、連邦準備制度理事会(FRB)の緩和的なスタンスが意識され、指数はプラス圏を維持したようだ。


本日は重要イベントが予定されておらず、リスク要因の後退からまとまった売りは想定しにくい。また、主要国の中銀が緩和的な姿勢を強めていることも、好感される見通し。ただ、今週発表の1-3月期国内総生産(GDP)を見極めようと、積極的な買いは入りづらい。また、原油相場は落ち着きを取り戻したものの、低水準にとどまり、回復の遅れにより関連株は買いにくいだろう。なお、ハイテク企業の決算発表を控え、思惑的な売り買いが予想される。


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