中国企業との取引は難しい
おそらくレナウン側が選任案として出した取締役は、山東如意側から言うとやりにくかったのでしょう。そのため、わざわざ動議までして、山東如意側にとってやりやすい取締役を選任したということだと思います。
結局はその後コロナの影響もあり、法的整理を行い、今後上場廃止になるという結果になったわけですが。
経済規模が大きくなったとはいえ、自由主義経済の国とはいろいろと異なる部分が多いため、やはり中国企業との取引については注意が必要ということかと思います。
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『元証券会社社長・澤田聖陽が教える「投資に勝つニュースの読み方」』(2020年5月19日号)より一部抜粋
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