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日経平均は42円安でスタート、東エレクやアドバンテスが軟調

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;23135.79;-42.31
TOPIX;1629.78;-0.94

[寄り付き概況]

 9日の日経平均は前日比42.31円安の23135.79円と小幅に下落して取引を開始した。前日の米株式市場では、5月雇用統計の予想外の改善に加えて、全米経済への貢献度が高くウイルス感染被害の大きかったニューヨーク市が8日から第1段階の活動を再開したため、景気回復期待が強まり買い先行で寄り付いた。ハイテク大型株の上値が重くナスダックは一時下落する場面もあったが、引けにかけて上げ幅を拡大する展開となった。ただ、SOX指数(フィラデルフィア半導体指数)は小幅に下落している。為替は1ドル=108円30銭台と前日よりも1円超円高方向に戻している。為替の円高や昨日までの上昇ピッチの速さから、本日の前場の日経平均はやや売り優勢の形でのスタートとなった。ただ、下値は堅く、その後はほぼ前日終値と変わらない水準での推移となっている。

 セクター別では、輸送用機器、医薬品、鉄鋼、海運業、卸売業などが下落率上位となっている一方、空運業、水産・農林業、保険業、電気・ガス業、食料品、銀行業などが上昇率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、トヨタ<7203>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、任天堂<7974>、キーエンス<6861>、アドバンテスト<6857>などが下落している。他方で、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、資生堂<4911>、NTTドコモ<9437>、JAL<9201>などが上昇となっている。
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