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日本調剤 Research Memo(10):2021年3月期は25円配当を予定、株主優待制度を新たに導入

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■株主還元

日本調剤<3341>は株主還元について、配当による還元に加えて新たに株主優待制度も2020年3月期より導入した。配当金については成長のための資金需要、財務状況なども勘案しつつ、経営成績に連動した形で利益還元を行っていくことを基本方針としている。当面は調剤薬局の大再編到来に備えて内部留保を充実させつつ、安定的かつ継続的な配当を行っていくものと見られる。なお、2020年4月に株式分割(1株→2株)を実施している。

2021年3月期の1株当たり配当金については、減益予想ながらも前期比実質横ばいの25.0円(配当性向24.0%)を予定している。また、株主優待の内容は2020年6月時点で、2020年3月末の株主(100株以上保有)に対して、保有株数に応じて同社のオンラインストア優待券を贈呈するというもの。100株以上500株未満であれば3,000円分、500株以上であれば15,000円分の優待券を贈呈することとなっている。なお、株主優待の内容は業績動向などを考慮して随時見直すこととしている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)


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