(15時40分現在)
S&P500先物 3,165.50(+36.50)
ナスダック100先物 10,483.75(+128.00)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は350ドル高。NY原油先物(WTI)は下げ渋り、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。
2日の主要3指数は上昇。ダウは反発し、92ドル高の25827ドルで取引を終えた。この日注目された雇用統計は非農業部門雇用者数が予想外の大幅増、失業率は3カ月連続で低下するなど雇用情勢の改善を好感。ただ、同時に発表された新規失業保険申請件数や貿易統計は予想より悪化し、指数の上昇は抑制された。また、フロリダ州の新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最高となり、先行きの経済への影響が懸念されたことも手控え要因となった。
本日も上昇基調を維持する見通し。アジアや欧州の株高が波及し、リスク選好的なムードが広がりやすい。足元で発表された堅調な経済指標が好感され、株買いを誘発する。そうしたなか、今晩は米国のISM非製造業景況指数が注目材料に。1日の製造業に続き非製造業も経済活動の拡大・縮小の境目である50を上回ると予想され、早期正常化への思惑が指数を押し上げそうだ。ただ、米国内での新型コロナウイルスの感染再拡大や米中対立への懸念が重石となる可能性もあろう。
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