本日のマザーズ先物は、反発が予想される。先週末の米国市場は、6月住宅着工件数の増加を好感し小幅上昇して寄り付いたが、7月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想外に6月から低下すると個人消費の鈍化懸念が広がり下落に転じた。一方で、ハイテク株は底堅く推移するなど高安まちまちな展開となった。ハイテク通信株の比率が高いナスダックは上昇。本日のマザーズ先物は、堅調に推移した米ナスダックや、小甘く推移したナイトセッションの流れを引き継ぎ、反発でのスタートが予想される。国内では、GOTOトラベルに関して、当初の評判に反して、千葉など東京周辺での宿泊施設の予約状況が上向きに推移していると報じられている。こうしたことから、個人消費が改善するとの見方が強まり、個人投資家心理を下支えしよう。また、日曜日の東京都のコロナ感染者が188人と前日より100人近く減少したことも寄与しよう。ただし、時価総額上位のアンジェス<4563>やメルカリ<4385>などコロナ関連銘柄が相場の上値を抑える要因となる可能性がある。上値のメドは975.0pt、下値のメドは920.0ptとする。
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