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NY外為:リスク選好の円売り再燃、米中対立をワクチンへの期待が相殺

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NY外為市場ではリスク選好の円売りが再燃した。ドル・円は106円88銭へ下落後は、続伸し107円21銭まで上昇し日中高値を更新。ユーロ・円は123円81銭から124円29銭まで上昇し2カ月ぶり高値を更新した。

朝方は米政府が在ヒューストン中国総領事館閉鎖を命令し、中国報復を表明したため米中対立深刻化への懸念にリスク回避の動きが優勢となったが、米6月中古住宅販売件数の増加や米政府が製薬大手ファイザーと独バイオNテックから、両社が共同開発する新型コロナウイルスワクチン1億回投与分の供給を確保したとの報道が相殺。

朝方下落で始まったダウ平均株価も上昇に転じ60ドル高で推移。米国10年債債利回りも0.59%前後で低下が一段落した。


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