7〜9月期はどの程度プラスに転じるのか?
GDPはいわば過去の数字である。緊急事態宣言による影響もあって20%以上のマイナスとなり、統計を遡れる1955年以降で最大の落ち込みとなることはある程度、予想されていた。
このためサプライズとはならないものの、数字そのものはかなり大きなものとなったことで、ある程度の衝撃とならざるを得ないか。
ただし、問題はこの後である。
7~9月期のGDPについてはプラスに転じると予想されている。それはどの程度の回復となるのだろうか。
しかし、まだ8月半ばであり、今後の行方にも不透明感がある。再びマイナスに落ち込むリスクはないのか。市場はこのあたりを探りながら動いていくと予想される。
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『牛さん熊さんの本日の債券』2020年8月17日号より
※記事タイトル・リード文・本文見出しはMONEY VOICE編集部による
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