大阪取引所金標準先物 21年6月限・夜間取引終値:6772円(前日日中取引終値↑96円)
・想定レンジ:上限6800円-下限6720円
18日の大阪取引所金標準先物(期先:21年6月限)は上昇しそうだ。15日に予定されていた米中貿易問題を巡る閣僚級協議が延期されたことに続き、米商務省が中国ファーウェイに対する事実上の禁輸措置を強化すると発表したことを受け、米中対立激化に対する懸念が高まっており、安全資産とされる金に資金が向かい、金先物は堅調に推移しそうだ。先週上昇した米長期金利が低下したことも金先物の下値を支える要因となりそうだ。ただ、外為市場で1ドル=106円前後と昨日日中の円の高値から60-70銭ほど円高・ドル安に振れていることなどが金先物の上値抑制要因となり、金先物の上値は重くなる可能性もある。
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